1970年8月18日に発売された、タカラトミーのダイキャスト製ミニカー「トミカ」は2020年で発売50周年を迎えた。これを記念した発表会の展示内容から、トミカの過去・現在・未来を見てみたい。
50年で累計販売台数は6億7000万台!
2020年1月現在、1050以上の車種を発売、累計販売台数は6億7000万台を超えたというトミカ。日本はもちろん世界中で2秒に1台はトミカが売れていることになるという。
子どものオモチャとは呼べないクオリティ、手ごろなサイズ感、サイドミラーレスや尖った箇所を丸めるなどの安全性、手で転がすだけでよく走る走行性、サスペンションやドア開閉などのアクション、そして豊富なラインアップなど、おとなになってもトミカを収集する人は少なくない。今や3世代にわたって愛されている。商品ラインアップも豊富になり、情景セットなども人気を集めている。
ちなみに、1970年〜2019年12月までの歴代販売数ランキング(日本国内のみの出荷実績)は、以下のとおり。
1)日野はしご付き消防車:407万台
2)コマツ ブルドーザー:308万台
3)モリタ ポンプ消防車:213万台
4)古河 ホイールローダー:207万台
5)ホンダ VFR 白バイ:199万台
と、圧倒的に「はたらくクルマ」がランク入り。やはり子どもは、普通のクルマよりもはたらくクルマが好きなようだ。発売50周年を迎えて、さまざまなプロジェクトが発表されているトミカの過去・現在・未来を、発表会の展示内容から紹介していこう。「コレ、今も持っている!」というものがあったら、貴重なコレクターズアイテムになるかも・・・?