2020年スーパーGT選手権第2戦GT300クラスは、予選3番手スタートのシンティアム・アップル・ロータスがチーム10年ぶりとなる勝利を飾った。

ルーキーチームがポールポジション

画像1: ルーキーチームがポールポジション

GT300クラスは6号車ADVICS muta MC86が参戦2戦目にして初ポールを獲得。2番手に55号車ARTA NSX GT3、3番手に2号車シンティアム・アップル・ロータスが続く。4番手スタートの61号車 SUBARU BRZ R&D SPORTがオープニングラップからポジションを上げ2位に浮上、トップの6号車に迫る。

画像2: ルーキーチームがポールポジション

勢いづいた61号車BRZは9周目に6号車MC86を捉えトップに躍り出る。それに続き2号車ロータスも6号車を交わし2位へとポジションを上げる。

画像3: ルーキーチームがポールポジション

61号車BRZは25周目にピットインし山内英輝から井口卓人へチェンジ。それに対し29周までピット作業を引っ張り、加藤寛規から2年ぶりにスーパーGTへ復帰した柳田真孝へと交代した2号車ロータスが、全車がピットインを終えると首位に立つ。

画像4: ルーキーチームがポールポジション

序盤から接近戦を展開する55号車NSXと65号車LEON PYRAMID AMGは、序盤に65号車AMGが55号車NSXを抜きポジションを上げる。しかし終盤の3位争いでは55号車が再度65号車を逆転し、表彰台を獲得する。

画像5: ルーキーチームがポールポジション

61号車BRZに迫られながらも、柳田がブランクを感じさせない走りでペースコントロールした2号車ロータスが、チームに10年ぶりとなる勝利をもたらした。

画像6: ルーキーチームがポールポジション

写真提供 GTA

GT300クラス 決勝結果

1位 2号車 シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝)
2位 61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
3位 55号車 ARTA NSX GT3(高木真一/大湯都史樹)
4位 65号車 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
5位 56号車 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)
6位 52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
7位 34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3(道上龍/ジェイク・パーソンズ)
8位 21号車 Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太郎/近藤翼)
9位 6号車 ADVICS muta MC86(阪口良平/小高一斗)
10位 10号車 TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R(星野一樹/石川京侍)
11位 5号車 マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号(坂口夏月/平木湧也)
12位 360号車 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝之/柴田優作)
13位 244号車 たかのこの湯 RC F GT3(久保凛太郎/三宅淳詞)
14位 31号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)
15位 88号車 JLOC ランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)
16位 60号車 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹/河野駿佑)
17位 30号車 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(永井宏明/織戸学)
18位 18号車 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/松浦孝亮)
19位 9号車 PACIFIC NAC D'station Vantage GT3(藤井誠暢/K.コッツォリーノ)
20位 25号車 HOPPY Porsche(松井孝允/佐藤公哉)
21位 11号車 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)
22位 7号車 Studie BMW M6(荒聖治/山口智英)
23位 96号車 K-tunes RC F GT3(新田守男/脇阪薫一)
24位 50号車 ARNAGE AMG GT3(加納政樹/山下亮生)
25位 87号車 T-DASH ランボルギーニ GT3(高橋翼/山田真之亮)
26位 48号車 植毛ケーズフロンティア GT-R(田中優暉/飯田太陽)
27位 4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)
28位 22号車 アールキューズ AMG GT3(和田久/城内政樹)

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