2021年限定グレードを加えてラインアップが充実
1970年に誕生したレンジローバーは、今や「レンジローバー」、「レンジローバー スポーツ」「レンジローバー ヴェラール」「レンジローバー イヴォーク」をラインアップするひとつのブランドともなっているが、今回2021年モデルが発表されたのは、そのトップモデルの「レンジローバー」。
2021年モデルの特徴は、従来のラインナップに加えて、2021年限定として「レンジローバー ウェストミンスター」、「レンジローバー ウェストミンスター ブラック」、「レンジローバー SVオートバイオグラフィ ダイナミック ブラック」を追加したこと。
「レンジローバー ウェストミンスター」は特別装備として、人気の高いパノラミックルーフ、Meridianサラウンドサウンドオーディオシステム、ブライドメタルペダル、スエードクロスヘッドライニング、イルミネーテッドドレッドプレートを搭載。「レンジローバー ウェストミンスター ブラック」にはこれにブラックパックを装着してダイナミックな印象で存在感を際立たせたモデルとなっている。
「レンジローバー SVオートバイオグラフィ ダイナミック ブラック」はハイパフォーマンス・モデルやビスポークオーダーが専門のスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が手掛けたモデルで、22インチホイール、専用トレッドプレート、専用エクステリアアクセントを搭載、全体をブラックで統一した重厚感ある仕上がりとなる。
ちなみにボディカラーは、ジホワイト、サントリーニブラック、ユーロンホワイト、フィレンツェレッド、ロゼッロレッド、バイロンブルー、アイガーグレイ、ポルトフィーノブルー、アルバ、カルパチアングレイ、シリコンシルバーの11色が用意されている。
また同時に、レンジローバーが誕生してからちょうど50年という節目の年であることを記念した限定車「レンジローバー フィフティ」が世界1970台限定で登場。1970年にちなんで1970台が生産されるのちの38台が日本に導入されることになった。
限定車「レンジローバー フィフティ」は5L V型8気筒スーパーチャージャーガソリンエンジンを搭載、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのジェリー・マクガバンの手書きによる「Fifty」のロゴプレート、限定車両番号が入ったコミッショニングプレート、イルミネーション付アルミトレッドプレートが添えられるほか、グリルメッシュやボンネット、テールゲートフィニッシャーなどに特別な意匠が加えられる。さらに、1970台のうち初代レンジローバーの歴史あるヘリテージカラー(タスカンブルー、ダボスホワイト、バハマゴールド)をまとった車両が特別に用意され、日本には各カラー5台ずつの計15台がやってくる。
レンジローバー 2021年モデル 車両価格
●3L V型6気筒ディーゼルエンジン搭載モデル
ヴォーグ:1493万円
オートバイオグラフィ:1790万円
ウェストミンスター:1553万円
ウェストミンスター ブラック:1597万円
●2L 直列4気筒ガソリンエンジン プラグインハイブリッド(PHEV)モデル
ヴォーグ:1550万円
オートバイオグラフィ:1831万円
ロングホイールベース ヴォーグ:1616万円
ロングホイールベース オートバイオグラフィ:1888万円
ロングホイールベース SV オートバイオグラフィ:2956万円
●5L V型8気筒スーパーチャージャーガソリンエンジン搭載モデル
ヴォーグ:1702万円オートバイオグラフィ:1983万円
ロングホイールベース オートバイオグラフィ:2072万円
SV オートバイオグラフィ ダイナミック:2578万円
SV オートバイオグラフィ ダイナミック ブラック:2632万円
ロングホイールベース SV オートバイオグラフィ:3202万円
限定車「レンジローバー フィフティ」ボディカラー別車両価格
アルバ(15台):2299万2000円
カルパチアングレイ(8台):2299万2000円
タスカンブルー(5台):2468万8000円
バハマゴールド(5台):2468万8000円
ダボスホワイト(5台):2468万8000円