中日本高速道路株式会社（以下、NEXCO中日本）は、新東名高速道路の御殿場ジャンクション（JCT）から浜松いなさJCT間、約145kmの6車線化工事が2020年12月22日に完成すると発表した。
最高速度規制120km／hも本格運用を開始
NEXCO中日本では、新東名高速道路（以下、新東名）の御殿場JCT〜浜松いなさJCT（約145km）の6車線（片側3車線）化事業について、2018年度から工事を進めてきた。
新東名高速の6車線化完成区間の概略図。
そして、2020年12月22日の14時（予定）から、長泉沼津インターチェンジ（IC、静岡県駿東郡長泉町）〜新静岡IC（静岡市葵区）の上り線の約53kmと、藤枝岡部IC（静岡県藤枝市）〜島田金谷IC（静岡県島田市）の上下線（約15km）が、片側3車線で利用できるようになる。
この開通により、新東名の御殿場JCTから浜松いなさJCT間が全線6車線で利用できるようになった。
この完成により、
●ダブル連結トラックやトラック隊列走行の安全確保
●物流の効率化
●高波による東名高速の通行止め時やリニューアル工事実施時の安定的な交通確保
●交通混雑期を中心に発生している渋滞の解消
●事故率の低減による安全性の向上
などの効果が期待されている。
片側 3車線の 6車線化により、さまざまな効果が期待されている。
また、静岡県警より、この新東名高速道路の6車線化の完成とあわせて、御殿場JCTから浜松いなさJCT間で最高速度規制120km／hの本格運用が開始されるとの発表があった。
