2021年4月22日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「ランドローバー ディフェンダー」がワールド カー アワーズ(以下、WCA)が主催する2021年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」において「ワールド・デザイン・カー」を受賞したと発表した。

パイオニア精神を受け継ぎながら、21世紀にふさわしいデザインアイコンを再定義

世界28カ国93名の自動車ジャーナリストの投票で選ばれる「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」は、2つ以上の大陸にまたがる5カ国以上で、過去1年間に発表されたクルマの中から、その年にもっとも優れたクルマに与えられる自動車賞。毎年4月にニューヨーク モーターショーの会場で表彰式が行われるが、2021年は新型コロナウィルス感染拡大の影響でオンラインで発表された。

今回ランドローバー ディフェンダーが受賞した「ワールド・デザイン・カー」は、その中の、「もっとも優れたデザインのクルマに与えられる部門賞。7名の自動車デザインの専門家によるレビューを経て最終選考リストが選ばれ、93名の世界のジャーナリストで構成された審査委員によって最終投票が行われた。審査委員には、ゲルノット・ブラハト氏とゲルト・ヒルデブランド氏、イアン・カラム氏、パトリック・ル・ケマン氏、トム・マタノ氏とビクター・ナシフ氏、中村史郎氏といった権威あるメンバーが含まれている。

ランドローバー ディフェンダーは70年の歴史を誇る伝統的なオフロードモデルで、最新型はランドローバーが培ってきたパイオニア精神を忠実に守りながら、21世紀仕様のアドベンチャーを再定義して、2019年9月にワールドデビュー、日本市場では2019年11月に登場。その個性的なデザイン、あらゆる地形を走破するオフロード走破能力、オンロードでの優れたダイナミクス、21世紀にふさわしい実用性とコネクティビティが審査員から高く評価された。

画像: フロントおよびリアのオーバーハングを最小限に抑え、大きなアプローチアングルとデパーチャーアングルを確保。ディフェンダーならではのデザイン要素を再構築しながら、ひと目でディフェンダーとわかる特徴的なシルエットを継承している。

フロントおよびリアのオーバーハングを最小限に抑え、大きなアプローチアングルとデパーチャーアングルを確保。ディフェンダーならではのデザイン要素を再構築しながら、ひと目でディフェンダーとわかる特徴的なシルエットを継承している。

ジャガー・ランドローバーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジェリー・マクガバンOBEは「過去からの影響を受けながらもそれらに縛られることなく、自由な発想でディフェンダーをデザインしました。そしてこのデザインがワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことを大変嬉しく思います。私たちのビジョンは、誰もが認めるディフェンダーのDNAとオフロード走破能力はそのままに、エンジニアリング、テクノロジー、デザインの限界をさらに押し上げ21世紀のディフェンダーをつくることでした。その結果、お客様の感情に訴えかける、非常に魅力的なクルマが誕生したのです」とコメントしている。

なお、ランドローバーがこの賞を受賞するのは、2012年の「レンジローバー イヴォーク」、2018年の「レンジローバー ヴェラール」に続く3度目となる。ちなみに「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」は、フォルクスワーゲン ID.4が受賞している。

画像: インテリアにもオリジナルのディフェンダーの個性が受け継がれ、シンプルさと実用性を追求したものとなっている。

インテリアにもオリジナルのディフェンダーの個性が受け継がれ、シンプルさと実用性を追求したものとなっている。

ランドローバー ディフェンダー90 主要諸元

●全長×全幅×全高:4510×1995×1970mm
●ホイールベース:2585mm
●車両重量:2100kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●最高出力:221kW(300ps)/5500rpm
●最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2000rpm
●WLTCモード燃費:8.3km/L
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:255/70R18
●車両価格(税込):529万円

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