「クニルプス」自動開閉式折りたたみ傘
沖縄・奄美地方は早くも梅雨入りしたという、今日この頃。梅雨のない北海道以外は日本全国が梅雨入りして、うっとうしくなる時季が迫ってきた。そこで今回は、梅雨のシーズンには欠かせない「傘」を紹介しよう。
雨の日にクルマから乗り降りするとき、濡れないようにするのはけっこうむずかしい。クルマのドアを開け、さしていた傘をたたみ、素早くたたんだ傘とともに身体を車内に入れてドアを閉める・・・。降りるときはその逆となるが、いずれにしても一連の行為を素早く行ったつもりでも、けっこう雨に濡れてしまうもの。
そこでオススメしたいのが、クニルプスの自動開閉式折りたたみ傘だ。たたんだときの長さは30cmもないのに、開いたときの直径は約1mと十分な大きさだ。しかも開閉とも自動式なので、クルマから素早く乗り降りするときにも操作しやすい。
この「クニルプス」はドイツ生まれの折りたたみ傘だ。1929年に考案され、6年後には特許を取得している。以来、新しい技術と最適な材料を用いて、品質管理を重視した製品作りを続けている。この折りたたみ傘を発明したハンス・ハウプト氏は、これをクニルプス(Knirps:ドイツ語で「おちびさん」「小さな仲間」の意味)と名付け、いまやドイツではクニルプスは折りたたみ傘そのものを表す言葉となっている。
さて、ここで紹介しているクニルプスの「T.シリーズ」は2016年に登場したもの。快適な自動開閉式でありながらコンパクトサイズで、どの風向きに対しても最大の剛性が得られるように強化されたシャフト断面を採用する。横からの強度は従来モデル比で20%も増している。三段階の親骨により簡単に折りたたむことができ、使う人に優しい設計が特徴だ。
さらにT.220シリーズでは、シャフトの不意な飛び出しを防ぐ「セーフティー・システム」機能を追加しながら、従来モデルよりわずか25グラムの重量増におさえている。このシステムにより、シャフトを手で押し戻すのを途中でやめて手を離しても、シャフトは元の長さまで戻ることはない。また、シャフトが「カチッ」とロックされないと、ハンドルの自動オープン機能は作動しない。これまでの傘に新たな機能が加わり、より安全な折りたたみ傘となっている。
もちろん、クルマを使っているときだけでなく、日常での仕様にも便利で安全なクニルプスの自動開閉式折りたたみ傘。これからの季節の必需品として、車内はもちろんカバンの中にも常備しておいては、いかがだろうか。
■ブランド紹介:knirps(クニルプス)
1928年にドイツで考案され、6年後には特許を取得した折りたたみ傘「Knirps(クニルプス)」。以来、新しい技術と最適な材料を用い、品質管理を重視した製品作りは、現在もしっかりと受け継がれている。
■クニルプス T.220 自動開閉式折りたたみ傘 仕様
●サイズ
収納時:直径約6cm×長さ約29cm、使用時:直径約97cm(8本骨)/親骨長さ53cm
●重さ:345g
●素材
シャフト:アルミ/スチール、フレーム:アルミ/グラスファイバー、傘生地:ポリエステル(撥水加工)、グリップ:ABS樹脂
●カラー
ブラック/マットクロス/ネイビー/ピンストライプブラック/ピンストライプネイビー/チェックネイビー/ベイカーストリートアクア/ワトソンアクア
●価格:8030円(税込み)