7年連続で前年を上回る、絶好調のオートキャンプ人口
騒がしい都会の喧騒から離れて、大自然の澄んだ空気を吸いながらゆっくりとした時間を過ごすことができるキャンプ。近年は充実した設備をそなえたキャンプ場やキャンプ用品の進化などで、ビギナーでも安心してキャンプが楽しめるようになった。
日本オートキャンプ協会が発表した「オートキャンプ白書2020」によると、オートキャンプ人口は7年連続で前年を上まわり、2019年は860万人に達している。ちなみに2010年は720万人で、たった9年で140万人もキャンプ人口が増えている。
そんなキャンプ人気に後押しされるように、今ではひとり静かにソロキャンプを楽しむ人が増えている。これまでのキャンプは、大人数で楽しむのが当たり前だったが、今は「一人静かに自然と語り合う」と言うような時の過ごし方も注目されている。
だがソロキャンプの悩みの種は、これまでひとり用のキャンプ用品がほとんどなかったことだ。しかし、近年のソロキャンプブームによって、それに対応するコンパクトサイズの用品が増えている。キャンプ用品の最大手「コールマン」もソロキャンプ用品に力を入れている。
そんなコールマンが、「これがなくてはキャンプじゃない」と言っても過言ではないアイテム、焚き火台「ファイアーディスクソロ」を開発した。
パチパチと薪が燃える音に耳を傾け、香ばしい煙に包まれながら、メラメラと燃え盛る炎をただ見つめながら過ごす贅沢な時間。こんななんでもないことに魅了されるのがソロキャンプの醍醐味だろう。
焚き火台のファイアーディスクソロは、わずか3秒で設置することができる。重さは900g、焚き火台の直径は30cmで専用の収納ケース付。ダッチオープンなら10インチサイズまで使用可能とコンパクトサイズと実用性を高いレベルで実現している。
これと一緒に購入したいのが、コールマンの「ファイヤープレイスシート」だ。これは耐熱温度600度の燃えにくいグラスファイバー生地でできている。これを焚き火台の下に敷くことで、まわりの枯れ葉に飛び火することを防止してくれる。火の安全対策は、けっして怠ってはいけない。
そして焚き火といえば、それを使った料理も楽しみのひとつだろう。コールマンは焚き火料理を幅を広げる「グリルバスケットクッカー」も用意している。肉や魚、パンなどをバスケットで挟み、直接焚き火にかざすことで両面をひっくり返しながら焼くことができる。焼き加減を見ながら豪快に調理できるのも焚き火料理の魅力だろう。
大自然とともにひとりで過ごした有意義な時間は、最高の思い出のいちシーンとしていつまでも記憶の片隅に残ることだろう。コールマンのソロキャンプ用品3選は、その思い出作りにひと役買ってくれるだろう。