クルマのオークション代行のおすすめを知りたい方必見です!オークションならクルマを高く売れる、もしくは安く買えると知っている方も多いでしょう。しかし、業者オークションには一般の方は入れませんから代行業者を利用するしかありません。ここではオークション代行の利用方法とおすすめ業者をお伝えします。
クルマを手放すときは「少しでも高く売却したい」、買うときは「少しでも安く買いたい」と思うのは誰もが同じでしょう。
これらを実現する方法として、オークション代行の利用があります。
オークションは売るのは高く、買うのは安くできるメリットがありますが、中古車販売業者専用の売買所なので一般の方は利用できません。
そこで、考え出されたのが、オークションの出入りを許可された業者が一般の方のクルマをオークションに出品する「オークション代行システム」です。
オークション代行はかなり以前からある方法で、ユーザー側が高く売れることから今も人気の売却システムです。そして近年では、オークション代行を専門に行う大手業者も誕生し、愛車を高く売る方法として認知度を高めています。
この記事ではオークション代行の基本的な知識から、おすすめの代行業者も紹介します。ぜひご自身の売却に活かしてください。
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中古車オークション代行とは?メリット・デメリットについて
オークション代行とは、資格がないと出入りできないカーオークション会場で、依頼者の代わりにクルマを落札したり、出品したりするサービスです。
また、全国の買取店と提携し、落札を募る売却サービスを指すこともあります。
買う側としては、市場のエンド価格よりも安くクルマが手に入れること、売る側としては多くの人に評価してもらい、より高値での売却機会を得ることが、オークション代行を利用する主な狙いです。
これ以外にもメリット・デメリットが存在するので、買う側、売る側と分けて見ていきましょう。
オークション代行を利用するメリット・デメリット【売却側】
まずは自分のクルマを売却する立場でオークション代行を利用するメリット・デメリットを見ていきましょう。
売る側でオークション代行を利用するメリット3つ
同じネット査定の一括査定サービスと違い、オークション代行はしつこい電話がないこと、相場より高く売れる可能性があることが、オークション代行を利用するメリットです。
業者オークションはユーザーから買取したクルマを転売する場なので、落札されればかなりの高額が期待できます。
具体的にまとめると、オークション代行には以下の3つのメリットがあります。
- 相場より高値で売れる可能性あり
- 売れないクルマも高額売却できる可能性あり
- しつこい電話営業なく一括査定と同じ効果を得られる
【メリット1】相場より高値で売れる可能性がある
業者オークションに代行出品してもらうオークション代行は、一般的な買取相場より高額で売れる可能性があります。
業者オークションは、中古車業者の仕入れの場所なので、中古車買取店などが買取したクルマをオークションで卸値販売しています。よって、皆さんが買取店に売却する相場は、オークション相場より安いのが普通です。
業者オークションでは、ネットの普及もあり全国の中古車店が参加して欲しいクルマに入札しています。つまり、全国の中古車店などが参加するオークションは、実際に中古車で売るためにできるだけ安く落札したいと考えていますが、同じクルマに多くの店舗が入札すると自然に価格が吊り上がり高値になることが多く見られます。
例えば、ヤフーオークションを利用したことがあればイメージが付くでしょう。欲しい商品に入札しても、多くの方が入札をすると、自分が購入したい金額以上に値段が上がっていきます。
これと同じことが、クルマのオークションでも多く見られるため、オークション代行を利用すると高額で売れる可能性が高くなります。
またレアなクルマは、店頭価格が高くなっても売れるため、オークションでも入札が激しくなり高額落札となることが予想されます。
【メリット2】買取不可だったクルマも売却できる可能性がある
中古車買取で買取不可と言われたクルマでも、オークションに出品するとせり上がり売却できた事例が少なからずあります。
中古車買取で買取できない理由は、古く過走行であることや不人気車が主な原因です。このようなクルマは、オークションでそれほど多くの業者が欲しがらないので、金額の予想が立てづらいことから買取額を出しにくいのが現状です。
一方、オークション代行なら買取店の転売利益を考慮する必要がないので、落札されればその金額が手に入ります。
また、一般買取で買取不可になるクルマでも、全国の中古車店の中には欲しい業者も数社出てくる可能性もあります。欲しい業者さえいればせり上がり、安いと思っていたクルマが思いもよらない高値に化ける可能性も秘めているのです。
【メリット3】しつこい電話営業なく一括査定と同じ効果を得られる
オークションは、全国の中古車業者が参加してクルマを競りますから、多くの業者に愛車が査定されます。しかし、実際に細かく査定するのは代行を依頼する1社だけなので、オークション出品のやり取りと成約時のやり取りの連絡以外はありません。
同じ多くの業者に査定依頼する方法に一括査定がありますが、こちらは1社ずつ個別に査定依頼するシステムなので、一括査定に依頼すると多くの業者から電話が来ます。
この営業電話は、時を選ばず鳴り響くので、一括査定が嫌われる一つの理由でしょう。その点、オークション代行なら、依頼する業者だけとのやり取りなので、しつこい電話はありません。
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売る側でオークション代行を利用するデメリット2つ
オークション代行は、メリットだけではありません。オークション代行の利用方法を熟知しなければデメリットが際立ちます。
オークション代行は、中古車買取と異なり、多くの利用上の注意があるほか、一般買取にはない手数料が存在します。
特に以下の2つのデメリットを理解できないなら、オークション代行の利用はやめたほうが良いでしょう。
- 手数料や搬入費用が高額の可能性も
- 出品車のアピールができない
【デメリット1】手数料や搬入費用がかかる場合がある
オークション代行で見落としがちなのが手数料です。オークション代行では、代行手数料がかかるのが一般的で、手数料の設定も業者により大きく異なります。
例えば、300万円までは一律税抜き5万円ですが、300万円を超えると5%の手数料といった設定をしている業者もあります。
また、代行手数料には、出品手数料と呼ばれるオークションに出品するための手数料と成約時に支払う成約手数料もあります。そして、もっとも困るのが落札されない場合も出品手数料は返ってきません。
このほか、クルマをオークション会場に搬入する陸送費もかかります。この陸送費は、3万円程度かかることが多いでしょう。
そして、落札されずに再出品をしない場合、キャンセル料が3万円前後発生するほか、キャンセル料を支払うのが嫌だと思って再出品する場合も再出品手数料が同じく3万円程度かかります。
つまり、落札されないとマイナスが大きく膨らみ、結果的に一般中古車買取のほうが高かったなんてことも少なくありません。
代行手数料 | 出品料 | 成約料 | 陸送費 | |
---|---|---|---|---|
楽天Car車買取 | 無料 | 無料 | 2万2,000円(税込) | 無料 |
ユーカーパック | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
カーオークション.JP | 38,280円 ※未成約の場合は無料 | 8,800円〜 | 9,900円〜 | 2万円程度〜10万円程度 ※距離に応じ異なる |
このように手数料は業者によって大きく異なりますので、サービス内容と費用をよく比較することが大切です。
【デメリット2】出品車のアピールができない
クルマを買取店で査定する場合、愛車を少しでも高く売却しようとアピールするのが普通です。なかでもオプション品や人気の社外品は査定でもプラス要素が高く、うまくアピールすれば高額査定に結び付きます。しかし、オークション代行では買主に対してアピールできません。
査定をアピールするなら代行業者にすればよいと思う方もいます。もちろん、代行業者も、クルマの良い部分は聞き入れて出品票に書き込むことでしょう。しかし、代行業者はそのクルマを買わないことを理解しなければなりません。
つまり、代行では多くの業者が参加するオークションに出品し、その際にアピールポイントを記載した出品票のみがアピールできる部分です。
そのため、代行業者にアピールポイントを伝えても、出品表に正確に記載してもらえるとは限りません。さらに記載部分も限りがあるので、アピールポイントが多いと書ききれないことも多くあります。
このように、買い手であるオークション参加業者へのアピールは、出品票のみになるので、言い忘れ等があったり、出品表の記載漏れがあったりする可能性があることから、正確なアピールができないデメリットがあるでしょう。
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オークション代行を利用するメリット・デメリット【購入側】
買う側でオークション代行を利用するメリットは、主に以下2つです。
- 希少車に出会える可能性がある
- 販売店のエンド価格よりも安く購入できる
希少車に出会える可能性がある
買取業者や中古車店などクルマ業界が参加するオークションは、日本各地で開催され非常に多くの車種が登場します。中でも一般市場でお目にかかれない希少車も登場するので、クルマ好きに業者オークションはたまらないといってよいでしょう。
業者オークションを見るには、過去は会場に出向く必要がありましたが、今ではネットオークションが導入されているので、依頼した店舗のモニターで出品車両を眺められます。
しかも、ネットで参加できる業者オークションは、会場も1か所にとどまらず、日本各地の会場に出品される車両も見られるので、レアなクルマを探している方なら、見つかる可能性が格段に上がります。
業者オークションに出品されるクルマは、国産車はもとより輸入車も数多く出品されています。さらにビンテージカーやチューニングカーも数多くあり、タイミングが合えばカスタムショップのデモカーに出会える可能性もあります。
さらに、旧車の中でもレアな個体も出品されるのが業者オークションなので、希少なクルマを探している方にとって業者オークションは天国のような場所と言えるでしょう。
販売店のエンド価格よりも安く購入できる
オークション代行で購入する最大のメリットは、中古車店頭価格よりかなり安くクルマが購入できることでしょう。業者オークションは、中古車業者がクルマを仕入れる場なので、確実にどんなクルマも安くなります。
もちろん、オークション代行なので代行手数料が取られますが、その多くは落札価格に対して数%なので、実際に中古車店で販売される金額より車体本体価格は安くなるのが普通です。
さらに、オークション代行であれば、納車費用や納車準備費用も必要なく、さらに自分で名義変更できれば、その手数料も抑えられるので、オークション代行を利用すればかなり安くクルマが買えます。
買う側でオークション代行を利用するデメリット2つ
一方、購入側でオークション代行を利用するデメリットは以下になります。
- 自分でクルマを見れない
- 代行手数料がかかる
自分でクルマを見れない(業者任せになる)
クルマを購入する場合、自分でクルマを確認したいと思う方がほとんどです。もちろん、欲しいクルマは決まっているので、ボディカラー、グレード、装備品などが合致していれば問題ないはずですが、中古車という特性上、どんな不具合があるのか見極めたいという方が多いからです。
しかしオークション代行では、欲しいクルマが出品されていても、そのクルマを直に見られません。それは業者オークションは業者しか入場が許されない場所だからです。
そこで、オークション代行を利用する場合、クルマを自分で確認できないことを理解しておかなければなりません。思い通りのクルマを購入するには、事前に細かく希望を伝えておくことが大切です。
伝えるポイントは、購入するクルマによっても変わりますが、どんなクルマでどんな装備が欲しいのか、キズはどの程度なら許容できるのか、内装の汚れならどこまで我慢できるかなど、できるだけ詳しく細かく打合せしましょう。
代行費用がかかる
中古車を購入する場合、車両本体価格に諸費用を含めた金額で乗り出すことが可能ですが、オークション代行を頼むと、車両本体価格にさらに代行手数料が加算されます。しかも落札金額によっては、代行手数料が高くなる場合もあるので、一般の中古車価格より高くなる場合もあるでしょう。
代行費用は、業者により異なりますが、概ね落札価格の10%から15%が相場となっています。つまり200万円のクルマを10%の手数料の業者で落札すると、220万円が車両価格になります。
しかし、オークションはそれだけではすみません。出品料や陸送費もかかります。例えば1万円の出品料で、陸送費が50,000円だった場合、さらに60,000円プラスされ、2,260,000円なければ会場からクルマの搬出ができません。
どういうことかというと、欲しいクルマを探すときに、店頭価格で一番安い場所が200万円だったとします。そこで、200万円より安く落札しようとしますが、熱くなり200万円で落札すると、市場価格より高く落札したことになってしまうということです。
このように、代行費用やオークションではその他の諸費用が掛かるので、それらを含めた金額が市場価格より安くなければお得に利用できているとは言えません。
中古車オークション代行おすすめ5選!
中古車オークション代行業者は数多くありますから、何処の業者を選んでよいか悩んでしまうでしょう。ひとつだけ言えることは、明瞭なオークション代行費用を提示する業者を選ぶことです。
特に落札金額を正確に伝えてくれて、かかる手数料もわかりやすい業者選びが重要で、その中でも以下の5店舗がお勧めです。
- 【売却側】楽天Car車買取
- 【売却側】ユーカーパック
- 【売却側・落札側】カーオークション.JP
- 【売却側・落札側】オークサポート
- 【売却側・落札側】くるまオークションドットコム
①【売却側】楽天Car車買取
楽天Car車買取は、インターネットライブオークションを独自に開発し、そこに国内外の複数の中古車業者が参加するオークションシステムです(なので、正確に言えばオークション代行ではなく、オークションサービス提供者です)。
手数料は成約が決まったときに2万2000円(税込)かかるだけで、クルマの検査、出品、書類作成、そして陸送費まですべて無料です。
ユーザーは、webから無料検査を申し込むと楽天Car車買取からアドバイザーが派遣され、写真撮影やクルマの検査を行ってもらえます。その検査をもとにライブオークションに登録される仕組みです。
楽天Car車買取は希望の買取価格を設定できるため、納得いく買取金額を得やすい仕組みになっています。オークション当日は、自分のスマホやタブレットで入札の様子を確認でき、競り上がる様子を楽しめます。
そして、最低落札価格を超えたら売却手続きに進みます。
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②【売却側】ユーカーパック
ユーカーパックは、たった1社の査定で最大8,000社が公開入札するオークション代行サービス
です。
参加している業者は、中古車買取業者や販売店なので、一般買取に自分で査定依頼するより効率が良いでしょう。
また、一括査定サービスでも多くの買取店から査定を受けられますが、その分多くの営業電話に悩まされます。しかし、ユーカーパックなら1社だけとのやり取りなので、煩わしい営業電話は一切ありません。
オークションでは、必ず売却する義務はありませんが、売り切り金額(希望売却金額)を査定時に設定するので、その金額を超えた場合は売却が約束されます。
そして、ユーカーパックは手数料をゼロに設定されています。査定から出品、陸送、そして成約まですべて無料なのです。
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③【売却側・落札側】カーオークション.JP
カーオークション.JPは、業者オークションへの出品代行を行っているので、買取相場より高値で売却できる可能性が高いでしょう。
業者オークションへ出品するので、中古車業者がセリで購入するため、本来の売却価格がわかると同時に、手数料も明瞭なので安心して任せられます。
また、カーオークション.JPでは、売れなくても費用がかからない全額保証プランと高く売れた時のリターンが大きい通常プランの2タイプを用意しているので、ユーザーの好みで売却方法が選べます。
一般的に、オークション代行を利用して売却をお願いした場合、オークションで落札されずに流れてしまっても、出品料や陸送費といった手数料が発生します。しかし、全額保証プランを利用すれば、落札されない場合、一切の手数料を無料にしてくれます。
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④【売却側・落札側】オークサポート
オークサポートでは、実際にオークション代行で落札されるであろうおおよその金額を、事前に専用ホームから問い合わせると24時間以内に「落札予想価格」を教えてもらえます。
多くのオークション代行では、消費税を受け取れないことも多いのですが、オークサポートでは消費税を受け取れるほか、リサイクル預託金と自動車税の未経過分があればその還付も受けられます。
また、オークション代行手数料は3万円(税別)の一律なので、どんなクルマでも手数料がはっきりしています。
オークション代行を利用した人の声でよく挙がるのが、「オークションの取引明細を提示してもらえなかった」ということです。オークサポートでは取引明細を完全公開しているので、愛車がいくらで落札され、手数料がいくらかかったのか一目瞭然なので、安心して利用できます。
⑤【売却側・落札側】くるまオークションドットコム
くるまオークションドットコムは東海地方を中心に営業を拡大しているオークション代行業者です。少しでも高く売却できるよう、オーナーから細かくヒアリングを行い、オークション出品のために預かったクルマを綺麗に整備してから出品することで高値売却を実現しています。
オークション利用で100%落札できるなら良いですが、そうとは限りません。そこで、心配になるのがオークション代行手数料ですが、クルマオークションドットコムでは、オークションで落札できた場合、落札できなかった場合、落札できなかったクルマを再出品する場合、そして落札できなかったクルマを返却してもらう場合の3タイプの手数料を明確にしています。
手数料は、1回で落札された場合、陸送費を含めても9万3500円と10万円を切る価格なので、一般中古車買取の手数料やマージンを考慮しても、かなりお得に売却できることでしょう。
一般中古車買取では、オークション相場の最低落札価格を基本として、そこからクルマを査定してマイナス分を引いて、その上に店舗のマージンも引いて提示します。そのため、オークション相場より絶対高く買い取りませんから、相場より上で売れるほどお得になるでしょう。
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中古車オークション代行の流れ
次は、中古車オークション代行をしてもらう流れを見ていきましょう。
ここでも、売却側と落札側に分けて見ていきます。
売却側の中古車オークション代行の流れ
中古車オークション代行の流れは、正確にはその業者ごとに違いがありますが、概ね以下のように進みます。
- 代行業者との相談、クルマのチェック
- 正式な申し込み
- オークション出品
- 精算・名義変更の確認
代行業者と相談、クルマのチェック
クルマを代行業者によってオークションに出品してもらうには、まずオークションに出品したいクルマの確認を代行業者にしてもらいます。
基本的にどんなクルマでもオークションに出品できるので、事故車でも水没車でもオークション代行依頼は可能です。
まず、代行を依頼するときに、落札される金額設定を考えます。基本、どんなクルマもオークションに出品できますが、概ね6割程度しか成約されないのが現状です。そこで、あまり高い金額設定にすると売れないことも忘れないようにしましょう。
まずクルマのアピールポイントを正確に代行業者に伝えます。そして、故障個所や修理履歴があるなら正確に申し出ます。買取査定と異なり、多くは自己申告になるので、正確に伝えるのが基本です。
もちろん、正確に伝えなくても、オークション会場で検査員がすべての出品車をチェックしているので、修復歴や問題点があると出品票に書き足されます。ただし、出品票に書き足された項目が多いと、業者としての信頼性が低いと感じられ、落札したい業者が少なくなります。そこで、できるだけそのようなことが無いように伝えておく必要があります。
正式に申し込み
オークション代行業者との契約は、かつては店舗などで顔を合わせて契約を結んでいました。しかし今はネット上から正式申し込みが可能となっているので、誰でも簡単にいつでも正式申し込みが可能です。
正式申し込みをする際、出品する車両の陸送手配の方法、落札された車両の金額に対してどの程度の代行手数料がかかるのか確認します。さらに、流札となった場合、再出品料は幾らかっかるのかも確認します。
様々な約束ごとが約款に記載されているので、必ずくまなく読んで納得できてから契約を結びましょう。
オークション出品
出品準備は、クルマから私物を降ろしておきましょう。一度出品されたら二度とクルマは手元に戻らない覚悟が必要です。つまり、出品のために陸送手配がかけられたら、もう自分のクルマではなくなる覚悟を決める必要があるからです。
出品には、代行業者が依頼した陸送業者が自宅にクルマを取りにくるか、代行業者がクルマを取りに来るかのどちらかです。オーナーは、ここまででクルマに対して行うことはすべて終了になるので、忘れ物などが無いよう十分注意しましょう。
特に多いのが、ドライブレコーダーに挿入されたSDカードの抜き取り忘れです。その後、SDカードがあっても適正に処分されますが、なかには悪意が無くてもそのまま転売してしまう恐れもあるので、SDカードの抜き忘れは注意しましょう。
精算、名義変更の確認
オークションに出品して見事落札されると、次に書類の送付業務があります。しかし、これは代行業者がすべて行うので、事前に代行業者に書類を渡していれば精算のみで終了です。
落札されると代行業者から落札明細が知らされます。その中には落札金額、出品手数料、陸送費用、代行料が記載され、落札金額から引かれていますから、間違いないか確認します。
基本的に、落札者から入金があると、書類を代行業者が発送します。その後、2週間程度以内で名義変更されて、名義変更された登録事項等証明書が送られてきますから、車体番号と照らし合わせて変更が確実に行われたか確認しましょう。
落札側の中古車オークション代行の流れ
一方の落札側の中古車オークション代行の流れです。こちらも業者ごとに違いがありますが、概ね以下のように進みます。
希望車種と落札上限額の打ち合わせ
代行業者にオークションでの落札を依頼する場合、必ずどんなクルマを落札してもらうか相談しますが、同時に落札する場合に許容できる不具合やできない不具合など、細かく代行業者と相談します。
代行業者との打ち合わせでは、落札したい車種と予算をまず伝えます。それを聞いた代行業者は、落札したクルマの相場を提示してきますが、予算が相場内であれば、クルマの状態が良いものを落札できる可能性が高まります。
しかし相場が予算を超えていると、欲しいクルマを予算内で落札できない可能性が出てきます。そこで、クルマの程度を下げれば予算内での落札も可能となるので、この辺の打ち合わせがポイントです。
クルマの打ち合わせのポイントは、予算が相場を上回っている場合は、程度が良い車種のみをターゲットに予算内で落札してもらうようにします。
そして、予算が相場を下回る場合は、クルマの妥協点を相談します。例えばバンパーのキズを許容できるとした場合、どの程度までなら許せるのか話し合いましょう。
もちろん、キズが大きく交換が必要なほど大きなキズがあれば落札価格は下がりますが、購入後の修理費用も考える必要があります。
このほか、許せるのであれば修復歴アリのクルマは、相場よりかなり安く購入できます。もちろんリスクはありますが、代行業者が良い目利きであれば、修復歴アリでも満足できるクルマの落札は可能です。
代行でお願いする場合、予算内で納めるにはどこで妥協するのかがポイントとなることを覚えておきましょう。
オークション会場での落札
欲しいクルマの打ち合わせが終われば、いよいよ実際のオークションでの落札に入ります。方法は会場に出向く方法とネットで落札する方法の2種類がありますが、基本的に代行業者により入札操作が行われます。
オークション会場には、依頼者であるユーザーは立ち入ることは不可能ですが、今は便利なスマホがあるので、それを使ってリアルタイムに落札の様子は見られます。
後はお目当てのクルマが登場したら、代理人による入札が成功するのを祈るだけです。入札はかなりのスピード勝負なので、早いとほんの数秒で方が付きますから、オークションが始まってから依頼者が代行者に何か物申すことは不可能です。
よって、オークションが始まる前に打ち合わせした通りに代行者が入札するか見守るしかありません。そして晴れて落札できれば、代行者から喜びの電話連絡があるでしょう。
精算・名義変更
落札したクルマは、代行業者がオークション会場の規定に沿って搬送しますから、あとは依頼者がクルマの精算をして名義変更依頼するだけです。
基本的にオークションでは、入金後に名義変更書類が売却側から送られてくるので、できるだけ早く入金を済ませなければなりません。また、入金が遅れると、会場ごとでペナルティーも用意されているので注意しましょう。
精算が無事終了すれば、後は名義変更に必要な書類を用意して、待つだけです。代行業者に名義変更依頼してもよいですが、自分で行えば手数料がなく名義変更できますからかなりお得です。
引き渡し
名義変更が完了すれば、晴れて自分のクルマになるのでクルマの引き渡しが行われます。
引き渡しは、代行業者によって変わりますが、代行業者の店舗で引き渡しなら納車費用が必要ありません。しかし、自宅まで納車を希望すると納車費用が発生する場合があるので確認しましょう。
もちろん、引き渡しは自分で名義変更する場合は、名義変更当日に陸運支局でクルマの引き渡しが行われ、その時に発行される登録事項等証明書を提出すれば引き渡しが完了です。
代行でオークションを利用するときは、安くクルマを購入できる代わりに、クルマは業販扱いになるので、支払期限や名義変更の期限が設けられています。それを守らないと、大きなペナルティが課せられることを忘れないようにしましょう。
中古車オークション代行を利用する際の注意点
オークション代行は、一般的な中古車店でも行われているサービスです。こうしたオークション代行をしている店舗では、のぼり旗などを立ててアピールしていますから、オークション代行を利用しようと考えた時に、そういった店舗にお願いすることもあるでしょう。
ただし、大手中古車店なら社内規定を明確にしているので誰でも安心して利用できますが、個人経営の中古車店では明示していないこともありますので注意が必要です。
売却側の注意点3つ
まずは売却側の注意点です。主なものは以下3つになります。
- 必ずしも落札されるとは限らない
- 買い手からクレームが入る可能性がある
- ローンは払い終えている必要がある
1.必ずしも落札されるとは限らない
オークション代行では、高値で売却できる可能性がありますが、欲しい業者が現れなければ入札が行われず落札されません。
またオークションでは、最低落札を決めて出品することがほとんどですが、この最低落札金額が高いと、業者からの入札が行われません。オークション代行を利用して高値売却を狙っていても、最低落札の設定次第で利用する意味がなくなってしまうでしょう。
そして、オークション代行は時の運もあります。誰も入札しなかったが次の週には多くの入札が入るといった具合で、オークション代行を利用しても必ず売れるとは限りません。
買い手からクレームが入る可能性あり
オークション代行では、クルマの状態を細かく記載した出品票を必ず添付します。落札者はこの出品票をある程度頼りにして落札するので、この出品票に偽りがあると後からクレームが入ります。
クレームは、オークション会場から入り、適切な対処をしなければなりませんが、値引き交渉や現物支給、または交渉決裂でキャンセルもあります。
オークションとは、業者間での取引の場であり、業者同士が中古車を融通し合う集いの場所だったので、ある程度のキズや不具合は、経年劣化で許容する範囲内でした。それが最近多く見られるのが、どこかのデパートで商品を買ったと勘違いするようなクレームです。
特に出品票に記載しきれない細かいキズや、古いクルマや走行距離が多いクルマで装備品の動きが悪いといった、昔では発生してこなかったクレームです。
この背景には、ユーザーから先に注文を受けてオークションで落札スタイルが多くなったり、オークション代行での落札が多くなると、出品票を信じ切り、下見もろくにせずに落札しているからでしょう。
このような不備は、販売業者が中古車として販売する前の加修費用として事前に見積もりしてから落札するのが普通でした。ところが近年、そう考えない業者が非常に多くなっており、現在のオークションは昔に比べて些細なクレームがかなり多くなっていると聞きます。こうしたリスクを考える必要があるでしょう。
3.ローンは払い終えている必要がある
クルマの購入時にローンを組んでいる方も多いでしょう。しかも売ろうと思った時もまだローンが残っているなんてことも珍しくありません。ローンがあっても買取店であれば問題ありませんが、オークション代行ではローンがあると出品できません。
オークションでは、売主から買主に滞りなく書類を渡す必要があります。しかし、ローンがあると名義変更ができないので、買主に書類を渡せません。そのため、ローンは完済してからオークション代行に臨みましょう。
4.売れない場合の対処方法が店舗で大きく異なることも
オークションに出品しても、売れないことは多くあります。そして、売れなかった場合の対処方法は、一般的に「再出品」となりますが、その手数料について各店舗で考え方が異なります。
通常、再出品する場合も、最初の出品と同じ出品手数料が課せられますから、再出品を重ねるほどオークション代行を依頼したユーザーの負担は増えていきます。いずれ売れるといっても、出品手数料が3万円とした場合、2回で6万円、3回で9万円も手数料だけかかってしまいます。
このようなことから、再出品手数料がどうなっているのか、依頼前に確認が必要でしょう。
オークションの成約率は意外に低く、60%〜80%程度と言われています。この成約率の開きは時期、主に中古車販売市場のニーズによって上下しますが、多くても80%程度の成約率ということは、1000台出品されれば200台は成約に至らないということ。
これでは、プロ集団である業者オークションで、一般の方が成約に結び付けるにはかなり困難を極めるでしょう。つまり、信頼あるオークション代行業者でなければ成約に結び付けることは難しいとも言えます。また、これを逆手にとって、再出品を繰り返して手数料で利益を上げる悪徳業者もあるので注意しましょう。
購入側の注意点2つ
一方、落札する側の注意点です。主なものは以下2つになります。
- 落札したクルマはノークレーム・ノーリターンが原則
- 出品票にない不具合が発覚しても、返品保証期間を過ぎると返品不可
1.落札したクルマはノークレーム・ノーリターンが原則
ネットオークションを利用したことがあればわかりますが、オークションで落札した商品は基本的にノークレーム・ノーリターンです。これは中古車オークションも瑕疵がない限り当てはまります。
ノークレーム・ノーリターンと聞くと、高い商品のクルマはかなり不利に感じますが、落札前に商品に納得して入札しているのが大前提です。つまり、オークションは買う気が100%であることがあたりまえであり、冷やかし入札はできません。
このようなことから、落札した商品にいちゃもんを付けて、リターンすることもできません。
2. 出品票にない不具合が発覚しても、返品保証期間を過ぎると返品不可
落札したクルマは必ずしも100%ではないこともあります。どうしても人の目で査定しているので間違いもあり、出品票にない不具合もあることも珍しくありません。そのため、オークションでは会場ごとに返品申請期間を設けており、不具合に対処できる仕組みを取っています。
不具合は、基本的に1週間程度の間にオークション会場側に報告しなければ、不具合を取り合ってもらえません。つまり、クルマが到着したら、すぐにクルマの状態が出品票と同じなのか確認しましょう。もし、相違があればすぐに連絡して対処してもらいます。
中古車オークション代行でのトラブル事例
残念ながら、中古車オークション代行を利用したことでトラブルに巻き込まれる事例も確認されます。
以下のようなトラブルがあることは事前に理解しておきましょう。
①【売却側・落札側】手数料をごまかされる
中古車店でオークション代行をお願いする場合、お店の宣伝を見て飛び込みで依頼する場合もあるでしょう。また、クルマの買い替えで中古車店からオークション代行を持ち掛けられることもあるでしょう。
しかし、安易にオークション代行を依頼することはリスクも伴います。というのも、業者オークションのシステムを一般の方が理解していないことから、オークションの手数料を水増しされていたというケースもあるようです。
また、オークションに出品するには、出品手数料のほかにシステム利用料、そして成約時には制約手数料もかかり、その費用がどの程度なのかは各オークション会場で異なるので一般にはわからないでしょう。
そして、オークションに関する手数料は、各会場の会員規約に定められているので、一般に開示されることがなく、手数料を水増しされても真意を知るすべはありません。
また、中古車店でオークション代行を常に行っていればシステム化されて料金体系も決まりますが、利用者が少なければ、その都度手数料を決める店舗もあることを理解しておいた方が良いでしょう。
②【売却側】実際の落札価格より低い金額しかもらえない
落札価格は、出品したオークション会場から取引明細書として送られてきます。しかし、その内容を全て公開しない店舗も多く、そういった場合は実際の落札価格より低い金額しか提示してもらえないでしょう。
オークションに出品する場合、一般的に最低落札価格を決めます。その価格を上回る入札が入れば落札になりますが、それより低い場合は落札されません。しかし、ここでもう一つの売却方法として商談落札があります。
この商談落札は、最低落札に達しないクルマでも、購入したい業者が予算に応じて交渉に出てくる方法です。この時に、相手との駆け引きが必要ですが、この駆け引きがわからないと、中古車店の思うつぼになり、実際の成約金ではなく、それより安い金額を提示されるでしょう。
いずれにしても、取引明細書を開示してもらえない中古車店にオークション代行を依頼するのは危険です。
③【売却側】クルマを持ち逃げされる
地元から支持されて古くからある中古車店であれば問題になりませんが、初めて訪れる地域にある店舗では注意が必要です。特に素性を知らない店舗では、オークション代行を持ち掛けられてクルマを持ち逃げされるという事例も過去にはありました。
この場合、クルマに詳しくない一般の方をターゲットにしているので、クルマだけでなく書類も一緒に回収し、そのまま逃げてしまったようです。
書類には委任状や譲渡証明書、そして印鑑証明書もあるので、クルマを取り戻すことは難しいでしょう。
クルマをオークション代行に出す場合、クルマを渡しても書類は一緒に渡さないようにすること、そして入金を確認してから書類を渡すようにしましょう。
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中古車オークション代行の利用に向いている人
クルマの知識がある人、売買取引に慣れている人
オークション代行には、クルマの知識がある方が最も向いています。それは、クルマの知識がなければ、代行業者に落札してほしいクルマや出品してほしいクルマの正確な情報が伝えられないからです。
オークションは、業者が利用するシステムなので、代行業者が肩代わりするとはいえ、ある程度クルマの状態にに詳しくなければ、オークションでの取引は危険です。
たとえば、出品する場合も一般の人は高く売りたいと考えるため、相場ギリギリで売り切り金額を設定します。この売り切りとは、オークションでその金額を超えたら売主が売ってくれるサインなので、それ以降はかなり入札が激しくなります。
しかし、高めに売り切りを設定してしまうと、なかなか売り切りランプが点灯しないため、入札が緩慢になり流札になることもしばしばみられます。
つまり、オークションの原理を知らないと利用は難しいといえるので、クルマに詳しく、売買経験が豊富であれば代行利用に向いているでしょう。
オークションを利用したい明確な意図を持っている人
通常、中古車購入であれば一般的な中古車店で対応できます。しかし、特殊な車両で一般中古車店で手に入れるのが難しい場合などでは、オークションを利用したほうが得策です。
オークション代行は、数多くの業者が参加するので、珍しいクルマや特殊なクルマを探す業者や、そういったクルマを出品する業者も集まります。
このようなことから、一般には見られないクルマを手に入れたり出品したい場合は、オークションが向いています。
一括査定とオークション代行どっちがお得?
一括査定とオークション代行、どちらも多くの中古車買取業者にクルマの買取依頼ができるシステムですが、根本的に違うのが売却金額です。
一括査定よりオークション代行のほうが高額で売却できる確率が高いですが、それにはオークションについて理解を深めておかなければ難しいといえます。特にクルマに詳しくなければ、オークション代行を利用しても落札に至らないケースもあります。
クルマに詳しければオークション代行を選ぼう
オークション代行を利用する場合、出品票にクルマのアピールポイントを正確に反映させなければ意味がありません。また、出品前にクルマの見映えをよくするために、キレイに清掃する必要があります。通常の洗車ではなく、見映えをよくする洗車なので、それができるならオークション代行を利用してもよいでしょう。
洗車は慣れているから大丈夫、と思うかもしれません。しかし、オークションに出品するための洗車は、購入する側の目を錯覚させるテクニックを必要とします。これが、オークションが騙し合いなどと言われるゆえんです。
売りたい業者は、ボロボロのクルマを綺麗に見せるテクニックを使います。逆に購入したい業者は、それを見破る眼力を磨きます。つまり、キレイに見せるテクニックを高めれば、高額落札も夢ではないということです。
特に、小傷やヘッドライトの黄ばみの存在は、落札価格を伸ばせない要因となるだけに、コストをかけずに見栄えを良くする手法を駆使されます。このような方法は一般には知られていないので、よほどクルマ業界に詳しい方や、洗車マニアと呼ばれる方でなければ使いこなせないテクニックでしょう。
オークション代行利用にはクルマの知識が必要
オークションに出品するには、クルマの情報を詳しく記載した出品票が必要です。この出品票は、オークション代行業者によって記載されますが、オーナーのアピールポイントがなければ何も記載されないこともあります。
特に、他にはない特別装備だったり、市場で希少価値があるとされるパーツなど、装備内容を記載されていないと購入業者も気が付かずに落札されません。
逆に、特別な装備があるのに、出品票にそのことを記載していなければ、価値を見抜いた業者によって安値で落札されることもあるでしょう。本来であれば高値で落札されるはずだったクルマも、相場より低く売られることになり、もったいない思いをすることになります。
クルマの売却では、性能や装備の凄さを知っていても中古車市場でどのような評価されているか知らなければ、大きく損をしてしまいます。特にオークションはプロ集団が買い付けに来ているので、正確な情報を出品票に記載しなければ落札は期待できないでしょう。
クルマに詳しくなくても買取業者向けオークションなら安心
オークション代行には、業者オークション、個人オークションそして、買取業者を集めたオークションがあるので、クルマに詳しくなく少しでも高く売りたいなら買取業者を集めたオークションを利用しましょう。
大手オークション代行であれば、独自のシステムを構築し、全国の中古車店が会員となってオークションに参加していますから、業者向けオークションと異なり多くの制約がなくなりクルマに詳しくなくても高く売却できるでしょう。
大手オークション代行システムに参加する業者は、出品される車両が一般ユーザーから持ち込まれたクルマと知っているので、業者オークションのようなだまし合いも起きません。その代わり、ある程度のリスクを承知で落札するので、業者オークションより低めの金額となることもあるでしょう。
少しでも高く売却したいならオークション代行が便利です。オークションは多くの業者を挟まないので手数料がかからないことから高値で落札されるので、オークション代行をチェックしてみてはどうでしょう。
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面倒な手続きがイヤならすべてを任せられる一括査定
オークション代行は、一般の買取業者にはない業者との出品打ち合わせがあります。この出品打ち合わせで、業者とどこまで擦り合わせられるかによって、オークションでの落札金額が変わってきます。
しかし、この打ち合わせで業者と折り合いがつかないと、かなり長い時間かかる場合も少なくありません。
そこで、面倒な打ち合わせがイヤならすべてを任せられる「一括査定」を選ぶのが安心です。一括査定なら、業者が査定してそれに納得すれば、クルマの引き上げから書類の手続きまで全て無料で行ってくれます。
→【関連記事】クルマ一括査定サイトのおすすめランキング8社!あなたに合う選び方を徹底解説!
中古車オークション代行でよくある質問
Q ローンがあってもオークション代行を利用できますか?
A 基本的にローン残債があってもオークション代行を利用できる業者がほとんどです。ただし、ローン会社に残債がどれほどあるのか確認して代行業者と相談するようにしましょう。
Q オークションで売却した場合、お金はいつもらえますか?
A オークションの場合、換金まで1週間前後かかるのが一般的です。急いでいる場合は、オークション代行ではなく、即日現金支払いが可能な買取店に相談しましょう。
Q 落札されたらキャンセルできませんか?
A オークションは、落札されたら売却が基本ですからキャンセルできません。つまりオークションに出品するということは、100%売る意思があるということなので、不安があるなら最低落札価格を高めておけば落札されません。
まとめ
中古車オークション代行は、一般的な買取と異なり、直接業者に競り上げてもらえるので高値で売却できます。また買取と異なり、間に業者を多く挟まないことから、オークションで売却された金額から僅かな手数料を引いた分が手元に残ります。
ただし、オークション代行業者は個人店舗から大手事業者まで数多くあります。一般的に大手事業者は、事業を続けるために手数料を高めにします。しかしオークション代行に限っては、小さい店舗のほうが、手数料が高額になることが多いでしょう。
そこで、安心してオークション代行を利用するなら、大手オークション代行業者の利用をお勧めします。