GW中の2022年5月5日、富士スピードウェイで世界最大級のカーミーティングが開催された。1437台もの歴代フェアレディZ(フェアレディ含む)を集めたビッグイベントだが、今夏に発売される予定になっている日本仕様の新型フェアレディZもコースを激走、ひときわ盛り上げてくれた。

激レアZに伝説のZ関係者も集結!

画像: 主催者でクラブ代表の竹内氏所有のZ432R(1970年式)。現存する台数は数台と言われている。ちなみにこの個体は、新型Zのカタログのラストにも登場している。ADVANのタイプD復刻に一役買ったことでも有名。

主催者でクラブ代表の竹内氏所有のZ432R(1970年式)。現存する台数は数台と言われている。ちなみにこの個体は、新型Zのカタログのラストにも登場している。ADVANのタイプD復刻に一役買ったことでも有名。

画像: かつて日産のデザイン本部長を務められた中村史郎氏が所有するZ432。極めて程度の良い状態で、前オーナーから譲り受けた1台という。S20エンジンはチェーン駆動からギア駆動に変更されている以外は、ほぼ純正の状態。マグネシウムのホイールも連番つきの超レアものだ。

かつて日産のデザイン本部長を務められた中村史郎氏が所有するZ432。極めて程度の良い状態で、前オーナーから譲り受けた1台という。S20エンジンはチェーン駆動からギア駆動に変更されている以外は、ほぼ純正の状態。マグネシウムのホイールも連番つきの超レアものだ。

画像: 「ZZZAP」の愛称でその筋で有名な激レア280Z(S31)。1977年のF1アメリカ ロングビーチGPのペースカーとして、世界で僅か12台のみが作られた超希少車。中でもこれは1台のみ制作されたAT仕様だとか。

「ZZZAP」の愛称でその筋で有名な激レア280Z(S31)。1977年のF1アメリカ ロングビーチGPのペースカーとして、世界で僅か12台のみが作られた超希少車。中でもこれは1台のみ制作されたAT仕様だとか。

画像: S30の花形モデル・240Z-Gもわんさか! 日本中の綺麗な240Z-Gが集結したかのような光景だった。

S30の花形モデル・240Z-Gもわんさか! 日本中の綺麗な240Z-Gが集結したかのような光景だった。

画像: 元日産デザイン本部長を務めた中村史郎氏とZ32主任デザイナーを務めた山下敏男氏(左)。そして、CPSとして新型Zを取りまとめた田村宏志さんもトークショーに参加した。

元日産デザイン本部長を務めた中村史郎氏とZ32主任デザイナーを務めた山下敏男氏(左)。そして、CPSとして新型Zを取りまとめた田村宏志さんもトークショーに参加した。

画像: ドライバーズトークでは、伝説のZ遣いの柳田春人氏(中央)と、そのご子息のレーサー・真孝氏、そして春人氏のライバルとして共に1970初頭のサーキットを沸かせた「黒い稲妻」の異名を取った桑島正美氏も登場。往年のZ談義に花が咲いた。

ドライバーズトークでは、伝説のZ遣いの柳田春人氏(中央)と、そのご子息のレーサー・真孝氏、そして春人氏のライバルとして共に1970初頭のサーキットを沸かせた「黒い稲妻」の異名を取った桑島正美氏も登場。往年のZ談義に花が咲いた。

気になる新型Zの発売は・・・?

4月25日、日産の公式発表で新型Zの日本仕様発売が、当初の6月下旬から「2022年夏」に変更された。折からのコロナ禍による部品調達の遅れが理由と推測されるが、このイベント会場で聞いた新型Zの発売状況について少し紹介しておこう。

あるZカークラブのメンバーで新型Zを注文したという方に聞いたのだが、ディーラーでも納車の時期が現状、読めないと言われたという。ヘタしたら年内は無理かも・・・ということらしい。

初期ロットの日本仕様の2023モデルは240台限定のプロトスペックほどではないにしても、超レアなモデルになることが予想される。この辺りについての情報は、今後もいくつかの検証を経てお届けしていきたいと思うので、続報をお待ちいただきたい。(レポート:森田浩一郎[FAN BOOK編集部]/写真:井上雅行)

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