![画像: 思い思いのカスタマイズが施された歴代Zがズラリ。天候にも恵まれて、注目を浴びているクルマたちも誇らしげ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2023/05/08/9ca60f318b49065537121c103aa3601f0dd6c534_xlarge.jpg)
思い思いのカスタマイズが施された歴代Zがズラリ。天候にも恵まれて、注目を浴びているクルマたちも誇らしげ。
記録更新!? 1437台を集めた世界最大のZカーイベント
ズラ〜リ並んだ歴代のフェアレディZ(含むフェアレディ)は1437台! コロナウィルスの影響で2019年から3年振りの開催となったこのイベントは、快晴のもと聖地・富士スピードウェイにて行われた。
前回は過去最大の1410台ものフェアレディZ&フェアレディを集めたが、今回はそれを上回る台数。しかも主催者によれば、会場となった駐車場に入りきらないで、富士の入場ゲートをくぐった総台数は1800台を超えるというから驚きだ。過去に単一車種で3000台以上の台数を集めたマツダ・ロードスターのミーティングの例もあるが、現状では恐らく最大級の単一車種でのイベントであろう。
元々は2007年秋にS30系のフェアレディZクラブであるS30Z CAR.JPが富士で始めたイベントが始まりで、その後、歴代ZやZの前身であるフェアレディまで入れた全国規模のミーティングとして各地のZカークラブが結集。手弁当の運営を続ける中、横浜ゴムや各ショップ、メーカーの協賛を得つつ、ここまで規模を膨らませてきた。
![画像: 当日は5月のスーパーGT決勝の翌日で、今年から新型Zの参戦が決定したということもあり、前日から泊まりでゲートオープンを待ちわびる参加者もいたという。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/05/09/2fde45f4c8537d9ee7429ab7f89a228dd670b82a_xlarge.jpg)
当日は5月のスーパーGT決勝の翌日で、今年から新型Zの参戦が決定したということもあり、前日から泊まりでゲートオープンを待ちわびる参加者もいたという。
注目の新型Zを柳田春人氏がドライブ!先導
![画像: パレードランの先導を務めたのは新型Zの基準車。ドライバーは「Zの柳田」の異名を取った柳田春人氏だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/05/09/68b941b4b84006b6e3a23030940119586f254704_xlarge.jpg)
パレードランの先導を務めたのは新型Zの基準車。ドライバーは「Zの柳田」の異名を取った柳田春人氏だ。
デザイナーやドライバーによるトークショー、メディア各社によるカーショー選考の表彰、ビンゴゲーム大会など、朝から夕方前まで、盛りだくさんのイベントであったが、一番の目玉は富士のコースを愛車のZで周回する本コースの体験走行。事前の申し込みが必要だったが、当日のジャンケン大会でも格安で参加できるというものだ。
そしてさらに、今年はそのパレードランの先導を新型Zが務めるというのも事前の話題を呼んだ。ドライバーは「Zの柳田」こと往年のレーサー・柳田春人氏が担当。日本仕様の発売前ということで、3周する最初の周回は日産の実験部関係者がお目付役(?)として同乗したが、最後の周回はイベント主催者でS30Z CAR.JPクラブの会長を務める竹内章氏が同乗していた。
その竹内氏によれば、リミッターが利いているためスピードは186km/hまでしか出せなかったようだが、400psオーバーのパワーを受け止めるシャシーは、助手席でもZ34よりもカチッ!としたボディの剛性感を感じたとか。一方の柳田氏は、「VDC(Vehicle Dynamics Control:車両安定制御)の介入が速いなぁ・・・」とやや不満気味にコボしていたという。
![画像: デモランで走ったのは新型Zの基準車。限定のプロトスペックと上位グレードとタイヤ径などが異なるが、装備はスタンダードモデルでも十分な仕様。タイヤサイズ、ブレーキやメカLSD、前後のスポイラー以外、上位グレードと大きな差はない。価格は6速MT/9速ATともに524万1500円(税込)から。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/05/09/5ddbee10bb31ca9225cbdf954f57edba6f0c72a3_xlarge.jpg)
デモランで走ったのは新型Zの基準車。限定のプロトスペックと上位グレードとタイヤ径などが異なるが、装備はスタンダードモデルでも十分な仕様。タイヤサイズ、ブレーキやメカLSD、前後のスポイラー以外、上位グレードと大きな差はない。価格は6速MT/9速ATともに524万1500円(税込)から。
![画像: Zチューナーの老舗として有名なセントラル20。その代表を務める柳田春人氏(左)と息子の真孝氏。ともにレーサーでZもドライブするという生粋のZ遣い父子だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2022/05/09/f908baf3fac376dff9f894ca2dd81ebc9d9df0c0_xlarge.jpg)
Zチューナーの老舗として有名なセントラル20。その代表を務める柳田春人氏(左)と息子の真孝氏。ともにレーサーでZもドライブするという生粋のZ遣い父子だ。