2022年7月8日金曜日、 F1第11戦オーストリアGP予選がシュタイアマルク州シュピールベルグのレッドブルリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となった。この予選は土曜日の「スプリント」のスターティンググリッドを決めるためのもので、日曜日の決勝グリッドは「スプリント」の結果によって決まる。ただし、スプリントの結果にかかわらず、フェルスタッペンに決勝ポールポジションが与えられる。

トップ3のタイム差はわずか0.082秒

金曜日の予選は快晴、気温23-25度、路面温度33-36度で、時折突風が吹くの中で行われた。

画像: 予選は気温23-25度、路面温度33-36度、ドライコンデョンで行われた。

予選は気温23-25度、路面温度33-36度、ドライコンデョンで行われた。

予選Q3はまずフェルスタッペンが1分5秒092のトップタイムをマークするも、ルイス・ハミルトンがターン7でクラッシュし赤旗中断。再開後、今度はチームメイトのジョージ・ラッセルもクラッシュして再び赤旗になる異常事態が発生。メルセデスはまだ挙動に不安定なところが見られるようだ。

残り2分31秒の最後のアタックでは、ルクレールがトップタイムを塗り替え、サインツもそれに次ぐタイムを出したが、フェルスタッペンがルクレールのタイムを上回る1分4秒984をマークして、見事にポールポジションを獲得した。

画像: 最終アタックでトップタイムをマークしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。

最終アタックでトップタイムをマークしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。

画像: フェルスタッペンのポールポジション獲得で盛り上がるレッドブルリンク。

フェルスタッペンのポールポジション獲得で盛り上がるレッドブルリンク。

3人のタイム差はわずか0.082秒。今回は土曜日に「スプリント」、日曜日に決勝が行われるが、この3人の戦いは熾烈なものになりそうだ。

なお、セルジオ・ペレス(レッドブル)はQ3で4番手のタイムをマークしたが、予選Q2でのトラックリミット違反が予選Q3終了後に審議され、Q2でのベストタイムとQ3の全ラップタイムが抹消され、13番グリッドに後退した。この結果、Q3に進出できなかったピエール・ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)が繰り上がりの10番グリッドを獲得した。アルファタウリの角田裕毅は予選14番グリッドからスタートする。

第11戦オーストリアGPは、7月9日土曜日日本時間23時30分(現地16時30分)からスプリント、7月10日日曜日日本時間22時(現地15時)から決勝が行われる。

2022年F1第11戦オーストリアGP タイムスケジュール

フリー走行2回目:7月9日12時30分〜13時30分(日本時間19時30分〜20時30分)
スプリント(24周):7月9日16時30分〜17時30分(日本時間23時30分〜24時30分)
決勝(71周):7月10日15時〜(日本時間22時〜)

2022年F1第11戦オーストリアGP予選 結果

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 1:04.984
2位 16 C.ルクレール(フェラーリ) 1:05.013
3位 55 C.サインツ(フェラーリ) 1:05.066
4位 63 G.ラッセル(メルセデス) 1:05.431
5位 31 E.オコン(アルピーヌ・ルノー)1:05.726
6位 20 K.マグヌッセン(アルファロメオ・フェラーリ)1:05.879
7位 47 M.シューマッハ(アルファロメオ・フェラーリ)1:06.011
8位 14 F.アロンソ(アルピーヌ・ルノー) 1:06.103
9位6 44 L.ハミルトン(メルセデス) 1:13.151
10位 10 P.ガスリー(アルファタウリ・レッドブル)
・・・・・・・・・
13位 11 S.ペレス(レッドブル) 1:41.616
14位 22 角田裕毅(アルファタウリ・レッドブル)

This article is a sponsored article by
''.