ロジスティクスがチーム運営の根幹を形成
アルファロメオのF1参戦ドキュメンタリーシリーズ「Beyond the Visible(ビヨンド ザ ビジブル=舞台裏の先にあるもの)」は、F1グランプリにおける技術開発や奮闘の舞台裏を公開するもの。
500人を超える精鋭の集まりであるF1チームが、いかにしてパフォーマンスを最大化してグランプリを戦っているかをさまざまな観点から明らかにしていく。
エピソード1「Before we hit the ground(グリッドにつく前に)」では新しいシーズンの開幕戦に向けた準備、続くエピソード2「Trust is gained(信頼を獲得)」ではドライバーのメンタルやフィジカルのハードなトレーニングを公開したが、最新作エピソード3「The Hidden Backbone(隠されたバックボーン)」では複雑なロジスティクス業務にスポットを当てている。
F1ではパドックやガレージはグランプリのたびに最初から作り直され、レース後には速やかに数時間後には解体され、そしてまた次のグランプリに向けて長い移動に旅立つが、それを効率的に行うには綿密なコントロールが必要となる。
アルファロメオF1チームではこうしたロジスティクス業務、マテリアルハンドリング、約100人のスタッフの移動がどのように行われているのか、最新作エピソード3ではその詳細が紹介されている。
アルファロメオのクリスティアーノ・フィオリオF1マネージャーは、「私たちはアルファロメオF1のプロジェクトを誇りに思っています。今回、一般的にあまり知られていない複雑なロジスティクス業務を取り上げることで、チーム運営の根幹をなしている『見えない』プロフェッショナルたちに光を当てようと考えました。F1におけるロジスティクスはとても重要で、明日のF1のための大きな作業でもあるのです」と語っている。
アルファロメオのF1参戦ドキュメンタリーシリーズ「Beyond the Visible」は5つのエピソードが予定されており、この後、エピソード3「The Hidden Backbone」に続いて、アルファロメオ公式のソーシャルメディアとYouTubeチャンネルで順次、エピソード4、エピソード5が公開される。