NEXCO中日本 東京支社は、2023年1月10日(火)から3月24日(金)までの74日間、東名高速の大井松田IC(インターチェンジ)〜御殿場IC(下り線)でリニューアル工事を実施すると発表した。(タイトル写真はイメージです)

小田原厚木道路などへの迂回を検討しよう

東名高速は開通から50年以上が経過し老朽化が進んでいることから、大井松田IC~御殿場IC間では2019年度から同区間の下り線左ルートにおける複数の橋でリニューアル工事を進めていた。下り線左ルートを閉鎖してのリニューアル工事は2022年12月23日に終了した。

画像: 今回の集中工事の区間図

今回の集中工事の区間図

交通混雑期となる年末年始はリニューアル工事に伴う交通規制は実施しないが、2023年1月10日(火)からは、下り線右ルートでもリニューアル工事に着手する。主な工事内容としては、滝沢川橋と所領橋の老朽化したコンクリート床版(自動車などの荷重を受ける橋の床部分の部材)を新しい床版に取り換える工事などを予定している。

工事は、土・日・祝日も昼夜連続で行われるが、交通規制期間中も大井松田IC、鮎沢PA(下り)は通常どおり利用できる。交通規制期間中は、東名下り線左ルート内の都夫良野トンネル付近を先頭に、土曜日を中心に最大25kmの渋滞が予想されている。渋滞の発生する時間帯としては、7時~20時を予測しており、利用時間の変更も検討したほうがいいだろう。

画像: 今回の集中工事の区間と迂回路

今回の集中工事の区間と迂回路

また、工事区間を迂回する場合は、主なルートとしてE小田原厚木道路、箱根新道、国道1号、伊豆縦貫道などを利用がすすめられる。工事期間中に、所定の迂回路を利用して、工事区間を直通利用した通行料金より高くなる場合には、通行料金を同額となるよう調整を行う。ただし、アネスト岩田ターンパイク箱根を利用した場合は、別途有料道路料金がかかるので注意したい。

この期間には、なるべく東名高速を利用するのを避けたいもの。どうしても利用しなければならない場合は、事前にNEXCO中日本の東名軸大規模工事サイトや、道路交通情報を確認してから出かけるようにしたい。(写真と図版:NEXCO中日本)

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