新たな試み「バーチャルレイアウト機能」を導入
KTCの工具セットの初購入や買い替えにとてもメリットのあるSKセールが2022年11月1日から2023年4月20日まで開催されている。ちなみに今回のSKセールでは期間限定、数量限定を含む全123アイテムを用意している。
2023SKセールには、3つのポイントがある。ひとつは、従来の特長はそのままに進化したチェストEKR-103Aの登場である。ではどこが改良されたのかというと、両側に小物が置ける折りたたみ式サイドテーブル(耐荷重2kg)が用意されたことだ。すべては作業性向上のためであり、これは実際の作業現場から生まれた声が製品に反映された好例である。
ふたつ目は、人気チェストSKX0213、ワゴンSKX2613、両開きメタルケースEK-10Aに設定された特別色である。毎回、特別色が限定で用意されるのもSKセールの魅力であり楽しみでもあるが、今回も新色のパープルとオフホワイトがSKX0213とSKX2613に設定された。
他にはバイオレット(EK-10A)、オレンジ(SKX0213/SKX2613/EK-10A)、マットグレー(SKX0213/SKX2613)、パステルグレー(EK-10A)の計6色が揃うが、このページのメインカットを見てもわかるように、新色パープルのインパクトはかなり強い。オフホワイトはリビングにも違和感なく溶け込むだろう。
そして、自動車整備のプロメカニックに向け入組みを充実させた新ツールセットの登場だ。具体的に新採用されたアイテムは、9.5sq.ロングスイベルラチェットハンドル/オイルフィラーキャップオープナー/ドレンプラグキャッチャー/スプラッシュワイパー(100枚入)/充電式LEDペンライト/インパクトドライバセットである。これは整備環境の変化や時代の要望に応えたものだ。
そしてKTCの新たな試みにも触れたい。それは2023SKセールから導入されたバーチャルレイアウト機能である。
これはスマホでQRコードを読み込むとバーチャルなツールケースやチェストが現れ、カラーや引き出しの作動アニメーション、映し出した作業現場などにどうフィットするのか確認できるというもの。フィッティングがバーチャルでできるので購入してから作業現場に合わなかった、というような後悔がなくなる。また今後は確認できるアイテム数も拡大していくようなので実に楽しみである。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充/写真:西田雅彦)