2023年2月3日〜6日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャパン キャンピングカーショー 2023」。数多く展示されたキャンピングカーの中から、ちょっと気になったモデルを写真で紹介しよう。
コロナ禍の影響で拡大するキャンピングカー市場
コロナ禍の影響で、公共交通機関や宿泊施設を使わずに旅ができる、キャンピングカーの人気は高まる一方だ。2021年のキャンピングカー出荷台数は前年比+9%の6445台、累積保有台数は同+7%の13万6000台になるという。
そんなキャンピングカー人気により、今回のキャンピングカーショーも開場前から多くのギャラリーが入場待ちをするほど。
さて、キャンピングカーの種類には、大きく分けて以下のようなものがある。
・フルコン(フルコンバージョン):専用のフレームから作るもの
・キャブコン(キャブコンバージョン):トラックやバンのキャビンから後半に居住用スペースを架装するもの
・バスコン(バスコンバージョン):バスやマイクロバスの内装をキャンビングカーに改造したもの
・バンコン(バンコンバージョン):1BOXやミニバンの内装をキャンピングカーに改造したもの
・軽キャンパー:軽自動車(トラック含む)をキャンピングカーに改造したもの
・トレーラー:他のクルマで牽引するキャンピングカー
日本のキャンピングカーはバンコンが主流で、そこからキャブコンへとステップアップしていく人が多いようだ。また、日本ならではの軽キャンパーも人気を集めている。
今回のキャンピングカーショーでは、2022年の同ショーで発表され、12月から販売開始されたフィアットプロフェッショナルのデュカトをベースにしたキャンピングカーがディーラーやビルダーから数多く出展され、さながら「デュカト祭り」ともなっていた。そんなショーの展示車両から、ちょっと気になったモデルたちを紹介していこう。