2023年3月27日(現地時間)、ダッジは2023年型で現行モデルの生産を終了するチャレンジャーのマッスルカー「SRT デーモン 170 」の注文受付を開始すると発表した。生産予定台数は3300台(米国で3000台、カナダで300台)で、5月15日まで注文を受け付ける。メーカー希望車両価格 は9万6666USドル(日本円換算約1257万円)。

ラスベガスのドラッグレースイベントでデビュー

画像: ダッジ チャレンジャー SRT デーモン 170。2023年型チャレンジャーの中でも究極のパフォーマンスを誇る1台。

ダッジ チャレンジャー SRT デーモン 170。2023年型チャレンジャーの中でも究極のパフォーマンスを誇る1台。

今回発表されたチャレンジャー SRT デーモン 170 は、7車種が設定される2023年型チャレンジャーの中の最後の1台であり、究極のパフォーマンスを誇る1台でもある。E85(エタノール85%)燃料で最高出力1025ps/6500 rpm、最大トルク1281Nm/4200 rpmの6.4L HEMIスーパーチャージドエンジンを搭載するマッスルカーだ。

そのパフォーマンスは凄まじく、加速Gは生産車としては最大級の2.004Gを計測、0→4分の1マイル (0→400m)加速は8.91 秒、0→60mph(0→100km/h)加速は実に1.66 秒を誇る。NHRA(ナショナル  ホットロッド アソシエーション=米国のドラッグレース統括団体)により、標準の安全ケージまたはパラシュートブレーキなしで4分の1マイルを走ることが「禁止」されたことからも、ただならぬ高性能ぶりがわかるだろう。

オーナーはこの車両が特別なパフォーマンスを持つモデルであることを認める署名する必要があるが、ダッジSRT の公式ドライビング スクールである「ラドフォード レーシング スクール」のSRT エクスペリエンスクラスに参加できるという特典も付いてくる。

画像: ダッジブランド 100年以上の歴史の中で生産された最速の市販モデル。0→1/4マイル (0→400m)加速は9秒を切る8.91 秒。パラシュートブレーキシステムを標準で装備する。

ダッジブランド 100年以上の歴史の中で生産された最速の市販モデル。0→1/4マイル (0→400m)加速は9秒を切る8.91 秒。パラシュートブレーキシステムを標準で装備する。

画像: Introducing The Dodge Challenger SRT Demon 170 youtu.be

Introducing The Dodge Challenger SRT Demon 170

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