2023年3月29日、F1第3戦オーストラリアGP開幕に向けて、アルファタウリの角田裕毅がインタビューに応えてくれた。第1戦、第2戦ではともにポイント獲得まであとわずかの11位に終わっているが、なにが足りなかったのか、オーストラリアGPに向けてどんな準備をしてきたのか、第1戦、第2戦を振り返るとともに、今後の戦いやマシンのアップデートなどについて聞いた。

僅差の連続11位、スタート次第で上位進出も

----オーストラリアは秋に向かってますが、そちらは涼しいんですか。
「ヨーロッパの気候に似ていて涼しいです。夜はジャケットが必要なくらい冷え込みます」

----体調はよさそうですね。
「オーストラリアはヨーロッパと時差もが大きいのでいつもより早めに日曜日(26日)に入って、メルボルンの街を散歩したり、食事したり、トレーニングして身体を慣らしてます」

----ではオーストラリアGPの話に入る前に、まずここまで2戦を振り返っていただけますか。
「昨年までの経験もあって、新しいマシンにすぐに慣れて、マシンの限界で走ることができていると思います。いい流れで、ほとんどミスなく、マシンの100%の力を出せました。今シーズンはトップ8からトップ20まで凄くタイトで、それはおもしろいところでもあるのですが、少しもミスが許されません。とくに予選は集中しなければなりません」

----開幕2戦を振り返って、改善すべきところはありますか。
「最後まであきらめず、ポイント争いができたことはで、チームを活気づけるためという意味でも、満足できるものでした。改善すべき点とすれば、少し決勝のスタートで出遅れてしまったことですね。ウイリアムズ勢に先行されて苦労しました。ウイリアムズのマシンはストレートスピードが速いんです。もしスタートでの出遅れがなかったらポイント獲得できたかもしれないので、そこは自分が改善するポイントですし、スタートの精度を高めていきたいと思います。スタート以外には、悪かった点は特になかったですね。タイヤマネジメントもうまくいきましたし、本当にスタートですね」

----マシンはどうですか。メカニカルグリップだったり、エアロ的なグリップだったり、ここを直さなきゃという部分はありますか。
「バランスは悪くないのですが、グリップが足りないので、なんとかしなければなりません。グリップが高くなればセットアップの幅が広がりますし、タイヤの消耗も抑えられます。フロントやリアウイングに頼らず、フロアでダウンフォースを稼げれば、ドラッグを増やさずダウンフォースを得ることができます。同じパワーユニットを使うレッドブルと比べても、ストレートスピードが10km/hくらい違います」

画像: 今シーズンF1参戦3年目となる角田裕毅(アルファタウリ)。チームのエースとして勝負び年となる。

今シーズンF1参戦3年目となる角田裕毅(アルファタウリ)。チームのエースとして勝負び年となる。

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