新デザインのフロントエプロンを採用
AMG GT 4ドアクーペはメルセデス AMGブランドの独自開発モデルとして2018年春にワールドデビュー。リアゲートを備えた4ドアクーぺで、2019年には日本に導入されて人気モデルとなっている。
日本仕様のラインナップは当初、6気筒モデルの43 4マティック+と53 4マティック+、V8モデルの63S 4マティック+に加え、特別仕様としてハイブリッドモデルの63S Eパフォーマンスも登場したが、現在は6気筒モデルの43 4マティック+と53 4マティック+の2モデル構成となっている。
今回ドイツで発表されたのはそのふたつの6気筒モデル。V8モデルのデザインを引き継いだ新しいフロントエプロン、ジェットウィングのようなラジエーターグリルの下の大きなエアインテークが特徴で、空力および冷却効果を高めている。
インテリアでは電動スライド式サンルーフと後席用のスマートフォンワイヤレス充電が標準装備となり、 インテリジェントなデジタル インフォテインメント システム MBUX (Mercedes-Benz User Experience) も新しいデザインとなっている。
装備関係では、V8 スタイリングパッケージを選択すると、新デザインのフロントエプロン、ブラック基調のラジエーターグリル、ディフューザー付きのリアエプロンが装備される。フロントスプリッターはクロームパッケージで高光沢クロームに、カーボンファイバーパッケージではカーボンになる。またV8 スタイリングパッケージと組み合わされるエアロダイナミックパッケージでは、フロントスプリッターとフリックに新しい形状が与えられる。
パワーユニットはいずれもISGを装備する3L 直6ターボエンジンで、「43 4マティック+」が270kW(367ps)、「53 4マティック+」が320kW(435ps)というスペックは従来と変わらない。