新世代PEUGEOTの進化を知るために設えられたステップ
発表会場は、東京・丸の内にある東京国際フォーラム。新車の発表会であまり使われない会場だが、Stellantisジャパンが「PEUGEOT」というブランドと「NEW 408」の世界観を表現するのに最適だと判断しての選択だったのだろう。会場にたどり着くまでの長いエスカレーターですら、新世代PEUGEOTの昇華を表現しているのではないかと思えてしまう。
そして7階で降りてエントランスをくぐると、現行車ラインナップがズラリと並んでゲストを迎えてくれる。
PEUGEOTのエンブレムになっているライオン像が鎮座する通路を挟んで、右側に208、308、508とコンサバティブなモデルたち。左側に2008、3008、5008、そしてリフターとクロスオーバーモデルが並ぶ。いずれもホワイトのボディカラーが眩しい。また200Vの普通充電器スタンドも設置されて、電動化に重きを置く同ブランドの方針も垣間見える。
一般的な新車発表会でほかのモデルが展示されることは少ないのだが、PEUGEOTブランドを再認識してもらった上で、本日の主役であり最新モデルでもある「NEW 408」が登場するシナリオだろう。
奥のステージに2台のNEW 408が鎮座しているが、その姿はまだヴェールに覆われたまま。
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光り輝く8つの綺羅星の中でも、強く大きな獅子の星
定刻となり、アタックムービーと呼ばれるプロモーション映像が流れたあと、Stellantisジャパンの打越 晋(うちこし すすむ)代表取締役社長によるプレゼンテーションが始まる。
その中で打越氏は「StellantisジャパンはJEEP、PEUGEOT、CITROEN、DS、FIAT、ALFA ROMEO、ABARTH、そしてFIAT PROFESSIONALからなる8ブランドを日本市場で展開し、そのいずれもがStellantisの語源であるラテン語の “stello(ステロ)” の意味どおり綺羅星のごとく、異なる色合いで輝いています。その中でも大きな星のPEUGEOTは、ネコ足と呼ばれた上品さの中にスポーティマインドも携えています。そのPEUGEOTの最新モデルとして、これまでにない色彩を放つのが “NEW 408” なのです」と語った。
ここで、いよいよアンヴェールされる。イメージカラーである鮮やかなオブセッション・ブルーと、眩しいパール・ホワイトの2台の登場だ。
ここからはStellantisインドアジア太平洋地域 販売事業執行 副社長のビリー・ヘイズ氏も登壇し、打越社長とショートセッションを展開する。