2024年4月23日、モリタホールディングスは「第19回 未来の消防車アイデアコンテスト」の受賞作品を決定した。全国の小学生から1050の応募があり、厳正なる審査の結果、7点の入賞作品を選出した。

最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

消防車などの緊急自動車を架装・販売する(株)モリタを中核子会社とする、(株)モリタホールディングス。同社が「夢のある“未来の消防車”をテーマとした作品」を小学生に応募してもらう「未来の消防車アイデアコンテスト」も、今回で19回目を迎えた。

応募資格は、日本国内在住の小学生。応募期間は、2023年12月1日〜2024年3月4日。というわけで、今回は1050点もの応募があった。これらの作品から厳正なる審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞2名、佳作2名、敢闘賞2名の、7点の入賞作品が選出された。では、入賞作品を紹介していこう。

最優秀賞:新口 佳さん(11歳)

「消防署の機能と救急車の働きもできる消防車"走る消防署"を考えました。現場の状況をすぐにキャッチしてかけつけ、消火活動やけが人の救出・手当てなどもいろいろな設備と機能で対応できます。忙しい隊員さんの休む場所も完備されています」

画像1: 最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

優秀賞:尾関 紗衣さん(12歳)

「未来の消防車。現代の消防車をより進化させた消防車です。一番の注目は、タイヤの部分で、地形を選ばずどこにでも行けることです」

画像2: 最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

優秀賞:鷹取 遵さん(7歳)

「ぼくは消防車が好きだけど、なかなか見れないので普段は違う使われ方をしていたら、いつも消防車が見れていいなと思いました。温泉に行った時にいっぱいお湯が出ていたので水そう車やポンプ車がなくても消火できると思いました。シャンプーのあわで泡消火できたら、人や環境にも優しくていいなと思ったので、巨大シャンプーを書きました。ほかにも、シートでおおったら火が消えるというのを勉強したので、岩を投げたらパラシュートみたいに広がって消火できるようにしました。急に出動になった時は温泉に入っている人にはやく出てもらわないといけないので、すべり台にしてちょっとでもハッピーな気分になれるように虹をかきました」

画像3: 最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

佳作:渡辺 葵さん(10歳)

「火事はこわいです。でも原因がわかっているものなので防ぐこともできると思います。毎日平和にすごせるようにいつもそばで見守ってくれる消防車があると良いなと思いました。がんばって描いたところは泡のふちをぼかしたところです」

画像4: 最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

佳作:縄 乃々香さん(10歳)

「海上で火災が起きた時に、一番最初にかけつける消火艇は、とにかく素早く到着することと、人命救助が求められると思い、水の中で抵抗が少ない生き物のクラゲをモデルに考えました。船での火災の時、海の生き物は海水温の上昇で弱ってしまうのではないかとも思い液体ちっ素の循環する管を水中にいれて冷やす事を考えました。人命も、海の生き物の命も守るのが大切だと思います」

画像5: 最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

敢闘賞:水野 結心さん(12歳)

「二酸化炭素を作り出す装置が複雑で、時間をかけて頑張りました。消火に使った二酸化炭素が地球温暖化につながらないように回収できるようにしたところがアピールポイントです」

画像6: 最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

敢闘賞:今井 瑛介さん(11歳)

「AIが自動で逃げ遅れた人、火元を感知して救助、消火します。そして、AIロボットが地震を一早く感知します。500度の熱にも耐えられます」

画像7: 最優秀賞に選ばれたのは「走る消防署」

いずれの作品も絵が上手なことはもちろんだが、おとなでは思いつかないような発想がユニーク。彼ら(彼女ら)がおとなになる頃には、こうした「未来の消防車」が現実のものとして登場しているかもしれない。(※入賞者の年齢は応募当時のもの)

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