TEAC(ティアック)からカセットデッキ/CDプレーヤー「AD-850」が3月中旬に発売される。価格はオープン。
カセットテープは、懐かしさを求める30代以上の音楽ファンだけでなく、若い世代にも人気が高まっている。ハイレゾ等のデジタルの最新メディアとはまた別の、テープ特有の柔らかなサウンドや、アナログメディアならではのメカニカルな操作感などが人気となっている。
画像: AD-850。価格はオープン。

AD-850。価格はオープン。

カセットテープの音源をMP3形式で録音も可能

青春時代に作ったお気に入りの曲が満載のカセットテープ。デートの前、友だちとのドライブ旅行の前、ラジカセを駆使してカセットを作ったっけ。

あの頃、エアチェックなんてこともした。三宅裕司のヤングパラダイスが好きで、毎日カセットに録音しながら聞いていた。「ヒランヤ」「どかーんクイズ」「恐怖のやっちゃん」・・・そんなものを毎晩録音していた。面白いモノは爪を折って上書きするのを防いでいた。

CDの時代になり、そして今じゃデジタルデータとして音楽がスマホに入ってる時代になったから、カセットテープなんかもう忘れ去られてしまっているけれど、探せば実家や物置なんかにまだ当時の思い出が残っている人も多いはず。

そんなカセットテープを自宅で高音質で楽しめるのが今回搭乗したTEACの「AD-850」だ。
懐かしい音源、今じゃ再生する機器がなくて諦めてる人もいるだろうが、そんな人にオススメ。

もちろん、カセットテープを再生するだけではない。CDデッキも付いているし、USB録音もできるから、たとえば次のようなこともできる

手持ちのカセットテープ→USBメモリでmp3形式で録音
手持ちのCD→USBメモリでmp3形式で録音
手持ちのCD→カセットテープに録音
mp3ファイル→カセットテープに録音

画像: 最近はカセットテープ人気が再燃している。2016年10月に日立マクセルから数量限定発売された、1970年代の流行モデル「UD」の復刻版。

最近はカセットテープ人気が再燃している。2016年10月に日立マクセルから数量限定発売された、1970年代の流行モデル「UD」の復刻版。

「音楽」と「ドライブ」って、思い出のなかで一緒に覚えていることが多いそう。
眠っているカセットテープをこのAD-850で蘇らせたら、当時の思い出が一緒に蘇ってくるかもしれないぞ。

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