クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「マニア級」の問題。ただ、F1好きならわかるはずです。
F1といえば、2011年からピレリが1社でタイヤ供給を行っているのは知ってのとおり。エンターテイメント性を図るため、7種類のタイヤを用意、観戦している人がわかりやすいように、タイヤに色分けを施しています。
さて、現在ドライ用のスリックタイヤ5種類、ウエットウェザー用タイヤ2種類を用意しているが、そのうち「ハード」と呼ばれるタイヤは、何色でしょう?
ピレリF1タイヤ、「ハード」は何色?
答えは5の「オレンジ」でした。
「オレンジ」のハードは、ピレリのタイヤレンジの中でもっとも硬いコンパウンドで、高速コーナーや粗い路面、高い気温などタイヤに大きな負担がかかるサーキット用に設計されています。
グリップを得るために時間はかかりますが、最大限の耐久性があるため、レース戦略においてカギとなる役割を演じることも多いです。
じつは2011年にピレリがF1に登場したとき、「オレンジ」はウエットを示す色でした。ハードは2012年まで「シルバー」だったんですね。
2012年からウエットは「ブルー」に変更、2013年以降ハードは「オレンジ」になっています。
2015年まではスリックタイヤ4色、レインタイヤ2色の6種類となってましたが、昨2016年にウルトラソフトと呼ばれる「パープル」が登場、計7種類になりました。
見ている側は、チームがどのタイヤを選択したのか、色でわかるので、より楽しさがアップしたとも言われています。