先日、第一報をお伝えした「レンジローバー・ヴェラール」が、ロンドンのデザイン・ミュージアムで初披露された。その姿はまるでコンセプトモデルと見間違うようなデザインだ。
イヴォークのひとつ上に位置するヴェラール
ロンドンにあるデザイン・ミュージアムで公開されたその姿は、その場所に相応しい誰が見てもひと目でランドローバーブランドとわかるデザインだ。ボディと一体化したスレンダーな形状の「デプロイアブル・ドアハンドル」をはじめ、低いルーフに大径ホイールを装着することでスポーティとラグジュアリーを見事に体現している。
ヴェラールのボディサイズは公表されていないが「レンジローバー・イヴォーク」と「レンジローバー・スポーツ」の中間に位置するモデルだと言う。
エクステリアデザインの美しさもさることながら、インテリアもそれに負けないエレガントな空間を実現している。このクラスのトレンドであるレザーシートをあえて使用せず、最先端材のスエードクロス・インサートをあしらったダップルグレーを採用するなど、レンジローバーらしいこだわりも見せている。
2つの10インチ大型タッチスクリーンには、最新のインフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」が搭載され、あらゆる機能を操作することが可能だ。
パワーユニットは、2L INGENIUM(インジニウム)ディーゼルエンジン(180ps)の他に、380psを発生するV6 3Lスーパーチャージド・ガソリンエンジンなど、全5種類のエンジンをラインナップする。
2017年3月7日に開幕するジュネーブショーで、その全貌が明らかになる。