プジョー・シトロエン・ジャポンが、ニュープジョーSUVラインナップの発表会を開催した。昨年の秋から順次発表になっている2008、3008を改めて紹介するとともに、ディーゼルエンジンを搭載する3008GT BlueHDiを発表、さらに秋に導入する予定の5008を日本初公開した。
画像: 【ニューモデル】プジョー3008にディーゼル追加、5008は秋には国内デビュー

さらに充実化するプジョーのSUVラインナップ

プジョーがこのところ活発な動きを見せている。欧州ではプジョーシトロエングループがGMからオペルを買収すると発表されて大きな話題となった。これでグループの世界販売は約430万台、欧州では直接のライバルであるルノーを抜き、フォルクスワーゲンに次ぐ2位の一大勢力になる。

こうした動きに業績の改善がともなっていることが、いまのプジョーシトロエングループの強みで、2016年の売上は前年比プラス5.8%の315万ユーロ(約3兆8000億円)となり、ROC(資本利益率)は5%から6%になり稼ぐ力が増している。また、業績の改善には商品力の向上という裏付けがあり、その中心となっているのが新しいSUVラインナップというわけだ。

画像: プジョー2008(左)とプジョー3008(右)、今年後半はさらに販売が伸びそうだ。

プジョー2008(左)とプジョー3008(右)、今年後半はさらに販売が伸びそうだ。

さて、日本におけるプジョーのSUV戦略を改めて見てみよう。まず2008は2016年9月に登場した。208と同様に評価の高い1.2Lターボエンジン(最高出力110ps)と6速ATの組み合わせでスポーティな走りを実現、しかもお手頃価格で人気が高い。

続いて2017年3月13日に3008が発表された。これは1.6Lターボエンジン(最高出力165ps)と6速ATで活発な走りが魅力であるとともに、従来のクロスオーバー的なスタイルから、SUVらしい躍動感を身につけたことがポイントだ。2017年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞していることでも、その実力のほどがわかる。そして今回、ディーゼルモデルが日本へも投入されることが発表された。車両価格は426万円だ。

画像: 秋には日本においても販売が開始されるプジョー5008。

秋には日本においても販売が開始されるプジョー5008。

さらに5008が日本初公開になり、秋には国内でもへ販売が開始されることが明らかになった。5008は7人乗りのSUVで、新たな顧客を開拓することが期待される。

日本におけるプジョーの販売は1〜3月の累計が2158台で前年比プラス6%。今後はSUVラインナップの充実化でさらに伸びることは間違いないだろう。なお、プジョーのSUVラインナップは下記の通りだ。

・2008 Allure(1.2L/6AT)2,620,000円
・2008 GT Line(1.2L/6AT)2,850,000円

・3008 Allure(1.6L/6AT)3,540,000円
・3008 Allure LEDパッケージ(1.6L/6AT)3,690,000円
・3008 Allure DEBUT EDITION(1.6L/6AT)3,980,000円<限定80台>
・3008 GT Line DEBUT EDITION(1.6L/6AT)4,000,000円<限定180台>
・3008 GT BlueHDi(2.0Lディーゼル/6AT)4,260,000円<8月導入>

・5008 GT BlueHDi(2.0Lディーゼル/6AT)<秋に発表>
・5008 GT(1.6L/6AT)<秋に発表>

This article is a sponsored article by
''.