クルマに関するマニアックなクイズを、月〜金の毎朝7:30に出題する自動車マニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「上級」の問題をどうぞ。
いまや、クルマのカテゴリーのひとつとして確立した「ミニバン」。
1BOXがベースではなく、専用ボディに3列シートを備えたクルマとして、日本で最初のミニバンを発売したメーカーは、どこだったでしょうか。
正解は、2の「日産」でした。
日産は、1982年8月に最初のミニバン「プレーリー」を発売しました。当時はミニバンという名称がなく、「びっくり BOXY SEDAN」というキャッチで登場しました。その後、プレーリー リバティと車名を変え3代目まで生産されましたが、2004年にフェードアウトしました。
トヨタは、1990年5月に発売した「エスティマ」が最初のミニバンでした。エンジンをミッドシップ搭載したユニークなモデルでした。
ホンダは、1994年10月に発売した「オデッセイ」が最初のミニバンでした。このクルマから、日本のミニバンブームが始まったともいえます。
三菱は、1983年2月に発売した「シャリオ」が最初のミニバン。日産 プレーリーの発表前、1979年の東京モーターショーに出展された「SSW」というコンセプトカーがベースですが、市販モデルの発売は日産に先を越されてしまいました。
マツダは、「MPV」が最初のミニバンでした。アメリカには1988年から投入されていましたが、日本導入は1990年1月でした。
日本や北米では「ミニバン」、ヨーロッパでは「ピープルムーバー」や「モノスペース」と呼ばれて人気を集めているミニバン。最近はSUVに少し人気を押され気味ですが、まだまだ車種は増えていきそうです。