プジョーの新型3008は、いろいろな部分でとても独創的なインターフェイスを採用している。そのひとつが、新しい「i コクピット」の主役的システムである高精細デジタルスクリーンを使った多機能メーターだ。その「変身シーン」がとてもオシャレなので、試乗中もなんどもイジリまくってしまったのだった。
テーマごとに4種類のレイアウトに変化。「切り替え」が躍動的でオシャレ
プジョー独自のインターフェイスコンセプト「ニュー iコクピット」の象徴とも言えるヘッドアップインストルメントパネルは、10.3インチの高精細デジタルスクリーンを採用している。イグニッションOFFの段階ではクラスター内一面が黒一色で、ONと共に表示が浮かび上がるメーターは、画面グラフィックを4つのモードの中から選択できるのだ。
メーターのテーマを切り替える機能は他のメーカーでも採用が進んでいるが、色が変わるとか目盛りが細くなるとか、「オオ!」と感動させてくれるようなアレンジ技には、あまりお目にかかったことがない。そういう意味では、このプジョー新型3008の「変身ぶり」は、かなりインパクトがあると思う。