現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第19回目は「マセラティ レヴァンテ」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
マセラティ史上初となるSUV
100年を超えるマセラティの歴史で初めてのSUVとして2016年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミア。日本では同年5月に発売が開始された。
プラットフォームはギブリのものを改良して使用。クーペを思わせる流麗なルーフラインと前後重量配分50:50を実現している。
パワートレーンは、3L V6ツインターボを搭載。350psと430psの2種類のガソリンツインターボの他に、275psのディーゼルターボも用意する。駆動システムは全車4WDだ。
注目ポイント:イタリアンプレミアムブランドにとってSUVは、まだまだ未開拓な領域。そこに投入されたSUVということで注目度は抜群。走りの良さもイタリアンらしいところだ。
マセラティ レヴァンテ 主要諸元
全長×全幅×全高:5000×1985×1680mm
搭載エンジン:3L V6ツインターボ/3L V6ディーゼルターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速AT
車両価格:9,769,090円(ディーゼル)〜1,2790,000(S)