現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではその中から超プレミアムなモデルをセレクトして紹介する。第28回目は「BMWアルピナ B6 ビターボ」だ。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
3つの車型を用意する
4.4LのV8ツインターボエンジンをベースに、タービンユニットをさらに大きくしつつ、吸気経路の短縮によって鋭い過給レスポンスも確保するなどのアルピナ流チューニングを実施。
積み重ねられたノウハウにより、最新版はインタークーラーの効率アップや燃料供給量の増大などで600ps、800Nmを発揮する。
これを6シリーズのクーペ、カブリオ、グランクーペに搭載したのがB6ビターボだ。グランクーペは4WDシステム(オールラッド)を搭載する。
注目ポイント:4WDでトラクションが確実に路面に伝わるため、車重が最も重いB6 ビターボ グランクーペ オールラッドの0→100km/h 加速が最も速い3.8秒。クーペとカブリオは4.2秒だ。
BMWアルピナ B6 ビターボ 主要諸元
全長:4895~5010mm
搭載エンジン:4.4L V8ツインターボ
最高出力:600ps/6000rpm
最大トルク:800Nm/3500-4500rpm
駆動方式:FR/4WD
トランスミッション:8速AT
車両価格:19,900,000~21,970,000円