もうすぐ梅雨明け?スーパーGT選手権も7月22,23日の菅生より中盤戦の幕明けです。その前に序盤の3戦を振り返って起きましょう。GT300編をどうぞ。

好調メルセデスが予選上位に

画像: 2017年より選手を勇退した25号車監督の土屋武士、予選ではJAF-GT最上位の3番グリッドを獲得

2017年より選手を勇退した25号車監督の土屋武士、予選ではJAF-GT最上位の3番グリッドを獲得

画像: Q1で片岡龍也が最速ながら、谷口信輝がアタックしたQ2では2番手タイム

Q1で片岡龍也が最速ながら、谷口信輝がアタックしたQ2では2番手タイム

画像: ポール獲得は65号車LEON CVSTOS AMG、今年からブリヂストンタイヤにスイッチ

ポール獲得は65号車LEON CVSTOS AMG、今年からブリヂストンタイヤにスイッチ

土曜日の練習走行から好調なのはメルセデスAMG GT3勢。勢いそのままに予選Q1最速タイムは4号車グッドスマイル初音ミクAMG。Q2でも序盤は4号車、11号車GAINER TANAX AMG、65号車LEON CVSTOS AMGとトップ3を形成する。最終的にポールは65号車、2番手に4号車とAMGの1-2だが、3番手に昨年のチャンピオン25号車Vivac 86 MCがくい込んだ。尚、65号車蒲生尚弥にとってはこれがGT初ポール。

決勝は上位3台の争いに

画像: トップ2台のメルセデスが後続を引き離すべくハイペースで周回

トップ2台のメルセデスが後続を引き離すべくハイペースで周回

画像: 4号車がトップに立ち、3番手の25号車が65号車に迫る

4号車がトップに立ち、3番手の25号車が65号車に迫る

画像: 土屋監督の採配的中、ピット作業で25号車が65号車の前に立つことに成功

土屋監督の採配的中、ピット作業で25号車が65号車の前に立つことに成功

スタートからトップを守っていた65号車だが、18周目に4号車にかわされ2番手に。すると今度は25号車が65号車に急接近。巧みなライン取りでディフェンスする65号車に業を煮やしたのか、25号車は27周でピットイン。左2本のみのタイヤ交換でコースに復帰。翌周ピットに入った65号車はタイヤを4本とも換えるが、アウトLAPでタイヤが温まっていないため25号車に先を行かれてしまう。さらにその翌周ピットに入った4号車は、25号車と同じく左2本の交換で実質トップの座をキープ。

SC導入、そして残り20周

画像: 50号車フェラーリが大クラッシュ、ドライバー新田守男は無事救出された

50号車フェラーリが大クラッシュ、ドライバー新田守男は無事救出された

画像: 白熱した2位争いは思わぬ形で決着

白熱した2位争いは思わぬ形で決着

画像: 4号車がGT300クラストップチェッカー、メルセデス1-2フィニッシュ!

4号車がGT300クラストップチェッカー、メルセデス1-2フィニッシュ!

4号車はハイペースで独走態勢、後続に10秒以上のギャップを築くが、49周目に51号車Ferrari 488 GT3がクラッシュ。長いSCランとなり後続とのギャップが縮まるが、間に周回遅れを挟んでいたこともあってポジションを脅かされることなく残り20周でリスタート、ゴールまで一直線。ここで加熱したのは2番手争いの方。25号車と65号車がコーナーごとにポジションを入れ替える接近戦を展開。しかし67周目、GT500マシンにラップダウンされる際に25号車が接触、スピンし4番手に順位を落としてしまう。

表彰台はFIA-GT3勢のものに

画像: 3位はジョノ・レスター 峰雄恭輔のポルシェ、今年のポルシェは速い!

3位はジョノ・レスター 峰雄恭輔のポルシェ、今年のポルシェは速い!

優勝は4号車グッドスマイル 初音ミク AMG、2位65号車LEON SLS AMG、3位には9号車GULF NAC PORSCHE911と、終わってみればFIA GT3勢が表彰台を占めることとなった。4号車は3年ぶりの勝利、前回BMWであげているが今回はメルセデスでの初優勝となった。

画像: 2017レーシングミクサポーターズ 左より 荒井つかさサン、山村ケレールさん、鈴菜サン、宮越愛恵サン

2017レーシングミクサポーターズ 左より 荒井つかさサン、山村ケレールさん、鈴菜サン、宮越愛恵サン

(PHOTO:井上雅行)

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