現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はSUVにスポットを当てており、今回は「BMW X6/X6M」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
スタイリッシュであることの価値
X5とメカニカルコンポーネンツを共有して誕生したSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)の第一弾。2008年に初上陸し、X5のフルチェンジを受けて2014年に2世代目の新型に切り替わった。
日本仕様の搭載エンジンはガソリンのみで、3L直6ターボの35iと、4.4L V8ツインターボの50iの2種類を用意。さらにX5Mと同様にM社が高性能を追求したX6Mもラインナップ。4.4L V8ターボは575psという高出力を誇り、8速ATと組み合わされている。
注目ポイント:セダンやクーペ系のMモデルはドライバーの技量で勝負する性格のモデルが多いが、X6Mは運動性能を上げる専用設定のアクティブトルクベクタリングも採用する。
BMW X6/X6M 主要諸元
全長:4925mm
搭載エンジン:3L直6ターボ/4.4L V8ツインターボ
駆動方式:4WD
トランスミッション:8速AT
車両価格:9,540,000~16,720,000円