メルセデス・ベンツの3列シートを持つミニバンとして人気のVクラスに、内外装にスポーティな意匠を施したモデルが追加された。「メルセデス・ベンツ V220d Sports」で、今後はこれが販売の中心になりそうだ。
精悍な内外装が魅力的
1998年に日本へ導入されたメルセデス・ベンツ Vクラスは、大きなボディにたっぷりとしたキャビンスペースを持つ3列シートのミニバンとして人気を博してきた。現行モデルはすでに3代目になるがそのパッケージングの魅力は変わらず、さらにお手頃価格であるということも初代以来、ユーザーに受けているポイントだ。
そのVクラスに新たなグレードが加わった。「メルセデス・ベンツ V220d Sports」で、V220dをベースに“AMGライン”を装着したものだ。
AMGラインはエクステリアには「専用フロントスポイラー&リアルーフスポイラーリップ、専用19インチアルミホイール」、インテリアには「カーボン調インテリアトリム、ステンレスアクセル&ブレーキペダル」が装着される。
さらに通常は有償オプションとして設定されているメタリックペイントが一部を除き無償となる。これで車両価格はベースモデルの44万円高となる680万円だ。これがVクラスの最量販モデルになるかも知れない。