現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。現在はスポーツカーにスポットを当てているが、今回は「マクラーレン 675LT」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
ボディワークにもカーボンを採用
ル・マン24時間レースを制したマクラーレンF1 GTRから進化して生まれたのが、1997年のマクラーレンF1 GTRロングテール。その伝説のモデルからインスピレーションを得て生まれたのが675LTである。
スーパーシリーズと比較して40%以上ダウンフォースを高めたカーボンのボディワークを採用して、さらにエンジン出力は675psにまで高められている。インテリアはアルカンターラの採用などにより、エクスクルーシブな一面も備えている。
注目ポイント:シャシだけでなくボディワークまでカーボンを採用する。車両重量はわずか1230kg。675psのパワーと強力なダウンフォースによる走りはレーシングカーそのものだ。
マクラーレン 675LT 主要諸元
全長×全幅×全高:4546×1908×1188mm
搭載エンジン:3.8L V8DOHCツインターボ
最高出力:675ps/7100rpm
最大トルク:700Nm/5500rpm
駆動方式:MR
トランスミッション:7速DCT
車両価格:43,534,000~46,915,000円