現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。今回からA、Bセグメントのコンパクトカーにスポットを当てるが、まずは「アウディ A1」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
高性能版のS1もラインナップ
2011年に日本へ上陸し、すっかりおなじみとなったアウディのエントリーモデル。導入時は3ドアのみだったが、翌年5ドアのスポーツバックも登場した。
さらに2014年には2Lターボを積む高性能版のS1/S1スポーツバックを追加と、ラインナップ内での存在感を確実に高めている。
直近の改良は2015年で、フェイスリフトに加えて、新たに1Lの3気筒ターボエンジンの搭載を開始。これは同ブランド最廉価モデルとなり、再び人気が上昇している。
注目ポイント:3気筒ターボはトルクバンドが広く、7速Sトロニックとの組み合わせもあってよく走り経済性も高い。使い勝手のいい4ドアのスポーツバックがやはり人気となっている。
アウディ A1/A1スポーツバック 主要諸元
全長:3985〜3990mm
搭載エンジン:1L直3ターボ/1.4L直4ターボ/2L直4ターボ
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:7速DCT/6速MT
車両価格:2,490,000~4,430,000円