現在、日本では31ブランドの輸入車を購入することができる。この連載企画ではそれをジャンル毎に紹介していく。今はA、Bセグメントのコンパクトカーにスポットを当てており、今回は「スマート フォーフォー」をピックアップした。(Motor Magazine Mook「輸入車年鑑 2017」より)
ルノー トゥインゴの兄弟車
メルセデスベンツの最新技術を駆使して開発されたシティ向けマイクロコミューターをラインナップするスマート。その4ドア4人乗りバージョンがフォーフォーである。1998年に登場したフォーツーの成功を受け、2004年に誕生した。最新の第2代目は2014年に発売を開始され、2016年には日本へも上陸した。なお、ルノートゥインゴの兄弟車である。
搭載されているエンジンは3種類。最高出力52kW(71ps)、最大トルク90Nmの1L直3エンジンと、最高出力66kW(90ps)、最大トルク135Nmの0.9L 直3ターボエンジン、さらにブラバス エクスクルーシブには最高出力80kw(109ps)、最大トルク170Nmの0.9L 直3ターボエンジンが搭載されている。フォーツーと同様に、エンジンはリアに搭載され、リアタイヤを駆動するRRレイアウトとなっている。
注目ポイント:ポップでスマートな世界観とRRの味わいある走りを4人乗りモデルでも実現した。輸入車だけでなく、どのブランドとも異なる独自のセンスを備える、ワン&オンリーの存在感が魅力だ。
スマート フォーフォー 主要諸元
全長×全幅×全高:3550×1665×1545mm
搭載エンジン:0.9L直3ターボ/1L直3
駆動方式:RR
トランスミッション:6速DCT
車両価格:2,160,000~3,120,000円