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まるでおもちゃ。軽自動車よりも小さい「スマート」の登場にびっくり 【時代が追いつけなかったクルマ】
一見奇抜なデザインだったり、そこまでしなくてもと思うほどの走行性能だったり、使い切れないほど多機能だったり・・・ここでは国産車にはない強い個性を持つ欧州車にスポットライトを当ててみよう。今回は、腕時計でお馴染みのスウォッチのアイデアから始まった2座のマイクロカー「スマート」を紹介する。
MCCスマート(1998年〜2007年)
初代スマートは全長2.5mという小さなサイズからして「変」だった。
何しろ2台縦にピタッと連なってもメルセデス・ベンツSクラス1台分で、フツーの駐車スペースなら収まりが悪いほど余裕あり、なのである。
「こんなに小さくって、ちゃんと走るんかいな」と不安になるのも無理...
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【試乗】スマートフォーツーmhdは、実は「ハイブリッドカー」ではなかった【10年ひと昔の新車】
2008年12月、メルセデス・ベンツ日本から環境性能を高めた「スマートフォーツーmhd」が登場した。「mhd」はマイクロ・ハイブリッド・ドライブの略称だが、エネルギー回生は行うものの電気モーターを動力源に使うことはなく、アイドリングストップ機構を備えることを示していた。ストップ&ゴーを繰り返すシティコミューターとして、「mhd」にはどんな狙いがあったのか。ここでは登場後まもなく行われた試乗テストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年2月号より)
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【ヒットの法則373】スマート フォーツー ブラバスは環境に優しい小さなスーパースポーツカー
2007年、CO2排出量への関心が世界的に高まりを見せる中、2代目スマートフォーツーのスポーツ仕様「ブラバス」が登場している。スマートフォーツーをベースにブラバス社が専用チューンを施したハイパフォーマンスモデルはどんな魅力を発揮していたのか。今回はドイツで行われた国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2007年11月号より)
すべての面で磨きがかけられた特別なスマート
最近になって、ようやくドイツで新型スマートを見かけるようになってきた。というよりも、実際にはもっと前から走り出していたのだが、あまりに新旧のスタイル上の変化に乏しいゆえに、旧モ...