日本GPを快勝したルイス・ハミルトンが、いよいよチャンピオン獲得に向けて加速を開始した。

日本GP優勝が分岐点となるか

10月18日、日本GPも終了し、シーズンも残り4戦を残すのみとなった。今シーズン前半はメルセデスAMGとフェラーリを中心に展開してきたが、ここに来てレッドブルが速さを見せるなど、予断を許さない状況にあった。そんな状況下で行われた日本GPはどうやらシーズンの行方を占う上で大きなポイントとなったようだ。

前戦のマレーシアGPで2位に甘んじたハミルトン(メルセデスAMG)が、連戦となった日本GPでどんなレースを見せるのか注目されたが、わずかな時間でマシンを完璧に仕上げて見せて快勝。いよいよチャンピオンに向けて走り出したといったところだ。


マレーシアGP 2位、日本GP優勝とポイントを重ねたハミルトンに対し、チャンピオン争いのライバルとなるセバスチャン・ヴェッテル(フェラーリ)は4位とリタイア、チームメイトのバルテリ・ボッタスは5位と4位で、ポイント差は大きく広がってしまった。このところ調子をあげているレッドブルは、シーズン序盤の不振が響きチャンピオン争いに加われていない。

ちなみに、ドライバーズランキングでは、ハミルトンが306でトップ、続いてヴェッテルが247、ボッタスが234となっている。

画像: 日本GPの決勝スタートシーン。トップを走るハミルトンが圧勝した。

日本GPの決勝スタートシーン。トップを走るハミルトンが圧勝した。

なにかと話題のマクラーレンホンダは、速さは見せるもののじれったい状況で、ストフェル・バンドーンがシンガポールGPとマレーシアGPで連続7位入賞したが、フェルナンド・アロンソはハンガリーGP以降、ポイントがとれていない。日本GPでは、アロンソ11位、バンドーン14位に終わっている。

画像: 日本GPで11位に終わったフェルナンド・アロンソ(マクラーレンホンダ)。ストフェル・バンドーンは14位だった。

日本GPで11位に終わったフェルナンド・アロンソ(マクラーレンホンダ)。ストフェル・バンドーンは14位だった。

ハミルトンの独走は決定的なものになるのか。F1第17戦アメリカGPは、10月22日に決勝が行われる。(日本時間23日月曜日4時スタート)

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