いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「ジープ チェロキー」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
個性的な顔つきの第5世代
デザイン面でも個性でも、モダンジープを代表する1台。ジープならではの高い走破性を備えながらも車高が低くスマートであるのが特徴で、ジープの中でも最も先鋭的なモデルといってもいいだろう。
現行モデルは2014年に日本へ上陸した第5世代で、エンジンを縦置きから横置きに変更したことでも話題となったチャレンジングなモデルでもある。
日本仕様に用意されるパワートレーンは272ps/315Nmの3.2L V6ガソリンエンジンに9速ATを組み合わせた4WDとしている。右ハンドル仕様のみの設定で、レザーシートなど装備類が充実しているのも注目ポイントだ。
「2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の「10ベストカー」をアメリカ車として初受賞するなど日本での評価も高い。
ジープ チェロキー 主要諸元
全長:4630mm
全幅:1860~1905mm
駆動方式:4WD
JC08モード燃費:10.1km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:3.2Lガソリン
日本デビュー:2014年4月28日
車両価格:4,941,000〜4,995,000円