いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「テスラ モデルX」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
3列シートで最大7人乗車まで可能
上部に跳ね上がるファルコンドアが特徴的なテスラ初のSUVだ。全長5037×全幅2070mm、ホイールベース2965mmという巨躯でありながら、航続可能距離は最大で565km(NEDCモード)とロングドライブをこなすことができる。
ラインナップは搭載するバッテリー容量によって異なる3モデルで、P100Dの0→100 km/h 加速は約3.1秒という快足ぶりを見せる。乗車定員は5人乗りを標準に、オプションで6人乗り(2+2+2)と7人乗り(2+3+2)を選択できる。
4台のカメラと12個の超音波センサーによる「エンハンストオートパイロット(61 万6000円)」や、さらにカメラを8台に増やした「完全自動運転機能(37万円)」など、テスラならではのオプションが設定される。
テスラ モデルX 主要諸元
全長:5030mm
全幅:2070mm
駆動方式:4WD
乗車定員:5/6/7名
搭載エンジン:モーター
日本デビュー:2016年9月12日
車両価格:10,410,000〜17,800,000円