「ウインタートランパス」というブランドからすると「ミニバン専用」の冬タイヤ…というイメージがあるけど、今回搭乗したTXは、ミニバンだけでなくいま流行りのSUVなど背の高い「ハイト系車両」専用のスタッドレスタイヤ。北海道・佐呂間町にあるトーヨータイヤサロマテストコースで、モータージャーナリスト&タレントの竹岡 圭さんが乗る。
画像: FFのゴルフトゥーランでテストコースの圧雪路を走行。タイヤサイズは205/60R16。

FFのゴルフトゥーランでテストコースの圧雪路を走行。タイヤサイズは205/60R16。

ふらつきと偏摩耗を抑える専用の冬タイヤ

トランパス=ミニバン専用というイメージが強いけれど、このウインタートランパスTXはSUVもOK! 確かにSUVだってミニバンと同じように背は高いし、車重は重いというハイト系ですからね。

そのハイト系に履かせるタイヤは、ふらつかないようにしっかり支える、偏摩耗に耐えるというような性能をとくに求められるということは言うまでもありませんが、スタッドレスタイヤは基本柔らかいので、具現化するのは結構大変。そこで、専用タイヤの登場となるわけです。

特筆ポイントはおもに3つ。まずパターンは、イン側はアイス性能を、アウト側はコーナリング性能を重視する設計を採用。特に注目はイン側に採用された3Dダブルウェーブグリップサイプ。新しいVの字のサイプの中に、たこ焼きのような丸い凸凹を入れ、それがカチッとハマることで倒れ込みを抑制してくれるんですって。結果、理想的な接地面積&形状を確保して、性能を発揮できるというわけ。

他にも吸水/密着/ひっかき性能を持たせた配合や、スーパーハイターンアップ構造を採用し、最適にたわませるようにしたボディなど見どころはたくさんありますが…、とにもかくにもしっかり感が違いました。 路面をしっかり掴んでいる感じ、手ごたえ感があるので、高速域でも安心して走れちゃうんです。

画像: ウインタートランパスTXは、全31サイズ。15〜19インチ 45〜80シリーズ 価格:オープン。

ウインタートランパスTXは、全31サイズ。15〜19インチ 45〜80シリーズ 価格:オープン。

それはスピード域の低い氷上でも同じで、横方向のグリップが強く、ちょっとスピード高すぎたかな? と思っても、待っていれば曲がっていってくれるんですよね。もちろん制動力高く、しっかり路面を掴んで止まってくれるフィーリング。だから安心して乗れるんですよね。イメージ的には、乗用車用のオブザーブ・ガリットギズと似たフィーリング。冬が楽しくなること請け合いです。

画像: こちらはトーヨータイヤの乗用車用スタッドレスタイヤ「オブザーブ ガリット ギズ」を装着したプリウス。ウインタートランパスTXもこれに似たフィーリングでした。

こちらはトーヨータイヤの乗用車用スタッドレスタイヤ「オブザーブ ガリット ギズ」を装着したプリウス。ウインタートランパスTXもこれに似たフィーリングでした。

画像: 筆者の竹岡 圭さん。「ミニバンって重心が高いから特有のふらつきがあるんですけど、コレはそれが抑えられてるんです」

筆者の竹岡 圭さん。「ミニバンって重心が高いから特有のふらつきがあるんですけど、コレはそれが抑えられてるんです」

ウインタートランパスTXとは?

「NEO吸着ナノゲルゴム」「3Dダブルウェーブグリップサイプ」「鬼クルミ」などの採用により、アイス制動性能が従来品(Winter TRANPATH MK4α)比12%短縮した、トーヨータイヤのハイト系専用新スタッドレスタイヤ。

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