いま新車マーケットでの人気ジャンルは何と言っても“SUV”だろう。そして各メーカーから続々と魅力的なニューモデルがデビューしている。この連載企画ではそうした人気SUV、ブランドなりのこだわりを持つ“プレミアムSUVとクロスオーバー”を順次紹介していく。今回は「メルセデス・ベンツ GLCクーペ」だ。(Motor Magazine Mook「プレミアムSUV パーフェクトブック 2017-2018」より)
クーペとSUVのクロスオーバー
2017年2月に導入されたスタイリッシュなフォルムをもつGLCの派生モデル。先にデビューしていたGLEクーペと同様のコンセプトで、ルーフラインがリアエンドまで伸びるクーペフォルムとSUVがクロスオーバーしたモデルだ。
それでいながら快適に過ごせる余裕のある後席居住空間を持ち、さらに500Lのラゲッジルーム容量を確保。40:20:40 の分割可倒式後席バックレストのアレンジによって最大1400Lまで拡大することができる。
GLC250やGLC350など一部のグレードに走行条件や乗車人数などに応じて、ダンピング特性や車高を自動調整する電子制御式エアサスペンションを装備、GLC220dも減衰力を自動調整するサスペンションを搭載することで快適な乗り味を実現した。
メルセデス・ベンツ GLCクーペ 主要諸元
全長:4735mm
全幅:1890~1930mm
駆動方式:FR/4WD
JC08モード燃費:10.3~16.2km/L
乗車定員:5名
搭載エンジン:2L、3Lガソリン/2.1Lディーゼル/PHEV
日本デビュー:2017年2月22日
車両価格:6,320,000〜9,150,000円