グローバルで話題を提供
アルファロメオブランドを展開するフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が、11月29日、ザウバーF1チームと技術的かつ商業的な契約を結び、来シーズンからチーム名を「アルファロメオ・ザウバーF1チーム」とすると発表した。
同チームは2017年に続き来シーズンもエンジンはフェラーリを使用する。フェラーリは2016年にFCAから独立したが、会長&CEOはFCAを率いるセルジオ・マルキオンネが務めており、いまも関係は非常に深い。そして、車体には「Alfa Romeo Sauber F1」と記されることになる。
そして、アメリカから入って来たニュースは自動車専門誌「モータートレンド」の「2018 Car of the Year」にアルファロメオ ジュリアが選出されたというものだ。アルファロメオは90年代半ばにアメリカ市場から撤退していたが、アルファロメオ4Cから販売に復帰し、このところ急速に存在感を高めていた。
それが具体的な成果として現れたわけだ。同賞をイタリアブランドが受賞したのは初めてのこと。アルファロメオを統括するレイド・ビッグランド氏は「この賞はジュリアの開発に注ぎ込まれた努力、献身、そして熱意に対して与えられたものです。この著名な賞を授与された初めてのイタリアブランドになったことを名誉に思い、また北米およびその他の地域でのアルファロメオの未来にわくわくする想いです」と語っている。
アルファロメオの存在感はグローバルでこれからどんどんと高まって行きそうだ。日本においても専業の販売店がこれから続々とオープンする予定であり、またニューモデルとしては来年、SUVのステルビオが導入される。期待は高まるばかりだ。