2017-2018年末年始の特別企画「クラウンの系譜」をお届けします。2018年は15代目となるニューモデルが登場する予定のクラウン。これだけ長い期間にわたってユーザーから支持を集める理由はどこにあるのでしょうか。今回は1979年に登場した6代目をじっくり見てみましょう。
画像: 6代目となるMS110系クラウン4ドアハードトップ。直線基調の美しいスタイリングだ。

6代目となるMS110系クラウン4ドアハードトップ。直線基調の美しいスタイリングだ。

オプションでクルーズコントロールを用意

ホイールベースは2代目から変わらない2690mm、サスペンションやトランスミッションも先代を踏襲した。エンジンは2.6Lが5M-EU型2.8Lに進化し、2L M-U型、2.2LディーゼルのL型を揃える。

画像: MS110系クラウン2ドアハードトップ。かなりゴージャスな仕立てだ。

MS110系クラウン2ドアハードトップ。かなりゴージャスな仕立てだ。

ロイヤルサルーンにはクルーズコントロールがオプション設定された。また、1980年10月には省エネルギーを謳う2Lターボ搭載車が登場したこともトピックだろう。

画像: トヨタ博物館所蔵のMS112型セダン(1980年)、全長×全幅×全高:4860×1715×1435mm、ホイールベース:2690mm、車両重量:1500kg、エンジン型式:直6SOHC、排気量:2759cc、最高出力:145ps/5000rpm。

トヨタ博物館所蔵のMS112型セダン(1980年)、全長×全幅×全高:4860×1715×1435mm、ホイールベース:2690mm、車両重量:1500kg、エンジン型式:直6SOHC、排気量:2759cc、最高出力:145ps/5000rpm。

さらに1981年8月にはマイナーチェンジでソアラが先行していた2.8L直6DOHCの5M-GEU型エンジン搭載車を追加している。また、2Lエンジンを1G-EU型へスイッチして電子制御ATのECTを組み合わせた。(6代目MS110系 1979~1983年 生産台数:415,500台)

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