ジュネーブ国際モーターショー2018で、アストンマーティンは「ラゴンダ・ビジョン・コンセプト」を発表。コンセプトモデルながら、市販化も考えているという。
高級EVブランドとして展開する「ラゴンダ」
ラゴンダとは、もともとイギリスにあった高級車メーカー。のちにアストンマーティンと合併、メーカーとしての名前は消えたが、1974年にアストンマーティンの4ドアモデルとして「ラゴンダ」名が登場した。これは1990年まで生産されていた、由緒ある車名のひとつ。
アストンマーティンが、そんな名前を現代に復活させジュネーブショー2018で提案したのは、4ドアリムジンのデザインを持つ、まさかのEVだった。
「ラゴンダは、世界初のゼロエミッション・ラグジュアリーブランドとなることを目指しています」と言うように、アストンマーティンとは別の「高級EVブランド」になる。
今回のコンセプトは、4人乗りのスタイリッシュなリムジンだが、その他にクーペとSUVのデザインも用意されていた。これはアイデアだけでなく、早ければ2021年に生産を開始するという。