2018年1月に開催された東京オートサロンで、BBSジャパンはSUVモデル向けの新製品ホイール「RE-X」を発表した。これまで定番とされてきたメッシュホイールとは一線を画す存在だ。サイズは18&21インチ。
SUV新時代にふさわしい、力強くモダンなスタイル
設計から製造、管理まですべて自社で行っているホイールメーカー、BBS。なかでも剛性の高い鍛造製法にこだわりをもち、プレミアムカーの純正ホイールとしてOE供給していることでも知られている。またモータースポーツ界においても、F1やスーパーGTをはじめとする国内外のレースで多くのチームに供給し、軽量性・耐久性・デザイン性など多くの性能に定評のあるメーカーと言える。
これまでBBSといえばクロスメッシュホイール、もしくはこれを進化・発展させたデザインがほとんどだった。そんなBBSが、東京オートサロン2018で衝撃的なモデルを発表した。それが、アルミ鍛造1ピースホイールのRE-Xだ。まずメッシュデザインではないということ。さらに、これまでとは違う方向性のエレガントさや力強さを感じる。いま流行のSUVに似合うモデルではないだろうか。
その特長は、四角形で構成されたディスク面にさりげなくY字をしのばせるという、こだわりのデザインだ。リムの上部まで伸びたスポークは色のコントラストを生み、より大径なイメージを際立たせている。カラーはブラックダイヤカットで立体感を強調している。
サイズは現在、18インチと21インチの2種類。国産車ならトヨタ C-HRやマツダ CX-3などのコンパクトSUV、トヨタ ハリアーのようなミドルレンジSUVまで、輸入車はポルシェ マカンやアウディ Q7などに適応する。価格は8万〜17万1000円(1本)となっている。