パート3の第16話『大門軍団フォーメーション』でRS-2 & RS-3とともに登場したRS-1
1979年10月から1984年10月まで、テレビ朝日系で放映されたポリス・アクション・ドラマの金字塔「西部警察」。初回放映から40年近く経った今でも熱烈なファンを持つドラマだ。その人気の理由のひとつが、劇中に登場した西部警察マシンたちだ。今なお伝説的な存在として語り継がれている。
ここでは、そんなモデルたちを短期集中連載で紹介していこう。第4回目「西部警察 マシンアルバム File.04」は、西部警察のパート3・第16話でRS-2、RS-3とともに登場した特別機動車両・RS-1だ。
“軍団の司令塔”にして“史上最強”のRSターボ
「西部警察 PART-Ⅲ」に登場したRS軍団は3台のR30型スカイラインで構成されていた。ここで紹介するRS-1は“軍団の指揮、及び追跡・攻撃を目的とした司令塔”という存在で、いわゆるフラッグシップ・マシン。次回紹介するRS-2は敵の情報収集を主な目的とするマシン、RS-3は情報分析が担当…とそれぞれ役割が分担されていた。
RS-1のベースとなったのは、6代目・R30型スカイラインの初期型RSターボ。190ps(グロス)を叩き出し“、史上最強のスカイライン”の呼び名で当時の走り屋に圧倒的な人気を誇ったモデルだ。
劇中でも最強を誇ったRS-1は、走行性能面ではテールからアフターバーナーを噴いて急加速、敵を追跡。攻撃面ではルーフ部に設置した2連装機銃で敵を制圧、情報収集面では敵味方識別装置やレーダーホーミング警戒装置で敵を逆探知…と、“走・攻・守”すべて揃った、まさにオールラウンダーなのだ。
RS-2やRS-3との連携プレーで敵を追い詰め、殲滅する…その勇姿が拝めるのはPART-Ⅲ 第16話「大門軍団フォーメーション」。3台のRS軍団が勢揃いし、敵を蹴散らすシーンはまさに圧巻! CS放送のファミリー劇場や、ポニーキャニオンのDVDシリーズ マシンコレクションでももう一度観ることができるのでオススメだ。