10月11日、ジープ・チェロキーのマイナーチェンジが発表された。このモデルは順次10月20日から全国のジープ正規ディーラーで販売が開始される。

グランドチェロキーゆずりの精悍な外観へと変貌

今回のマイナーチェンジでは、フラッグシップモデル「グランドチェロキー」ゆずりのプレミアム系モデルの最新デザインを取り入れているのがまず目に入る。さらに、Apple CarPlay/Android Autoに対応した第4世代Uconnect®システムやハンズフリーパワーリフトゲートを採用した他、ヘッドライト、デイタイムランニングライト、フォグライト、テールライトのすべてをLED化するなど、最新機能が備わっているのも大きな注目点だろう。

画像: リアスタイルも一新。

リアスタイルも一新。

安全装備に着目すると、クラッシュミティゲーション(自動ブレーキ)付の前面衝突警報に新たに歩行者検知機能が付加されたほか、縦列駐車時などに車両側面の障害物を検知する側面距離警報が全車に標準装備されている。また設定速度を超えるとエンジン出力を下げて速度超過を防ぐアクティブスピードリミッターも備わった。

画像: 8.4インチVGAタッチパネルモニターを採用、日本仕様は右ハンドルとなる。 「ロンジチュード」は2.4L直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載。

8.4インチVGAタッチパネルモニターを採用、日本仕様は右ハンドルとなる。 「ロンジチュード」は2.4L直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載。

エンジンも新しくなった。エントリーモデル「ロンジチュード」は、改良された2.4L直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載。最高出力177ps、最大トルク229Nmを発生し、これにパドルシフト付9速ATが組み合わされる。START&STOP機能の採用やエアインテークの改良により、燃費の向上ならびにノイズや振動が低減しているのもポイントだ。

「リミテッド」と「トレイルホーク」は、新設計の2L直列4気筒ターボエンジンを搭載。ツインスクロール式ターボチャージャーの採用により、低回転から優れたレスポンスを発揮。最高出力272ps、最大トルク400Nmを発生する。JC08モード燃費は10.4km/Lを達成。燃料はレギュラーガソリンに対応している。

導入記念限定車「ロンジチュード・ローンチエディション」はロンジチュードをベースに、レザーシートとフロントシートヒーターといった豪華装備のほか、スライディングリアシート、リアディープティンテッドガラス、セキュリティアラームといった機能装備も充実している。ボディカラーは、ダイアモンドブラッククリスタルP/Cが限定100台、ブライトホワイトC/Cが限定100台となっている。

画像: 「ロンジチュード」は2.4L直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載。

「ロンジチュード」は2.4L直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載。

画像: 「リミテッド」と「トレイルホーク」に搭載される2L直列4気筒ターボエンジン。

「リミテッド」と「トレイルホーク」に搭載される2L直列4気筒ターボエンジン。

「リミテッド」と、導入限定車「ロンジチュード・ローンチエディション」から発売を開始。「ロンジチュード」と「トレイルホーク」は来春よりデリバリーを開始する予定だという。

車両価格は、ロンジチュード・ローンチエディションが4,290,000円、リミテッドが4,790,000円。

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