2018年11月5日、メルセデス・ベンツ日本からVクラスの特別仕様車「V260 long」(限定250台)が登場、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店で予約注文が開始された。納車は2019年1月頃になる予定。
ガソリン仕様のニーズに応えて、まずは限定車で登場
今回登場したメルセデス・ベンツV260 longは、ロングボディバージョンのボディに、現行Vクラスでは初となるガソリンエンジンを搭載したモデル。最高出力211ps、最大トルク350Nmを発揮する2L直4ターボユニットを採用し、これに7速AT「7G-TRONIC」を組み合わせることで、ディーゼルエンジン仕様とはまた違う魅力をアピールする。
また、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」、本革シート、リクライニング機能付3列目ベンチシート、グレーペイント18インチ5スポークアルミホイールなど装備が充実しているのも注目点だろう。
1998年に導入が開始されたVクラスは、ワイドでスクエアな合理的なスタイリング、自在なアレンジが可能な広大な室内が日本でも人気を集め、2度のフルモデルチェンジを経ながら、7名乗車レイアウトや両側電動スライドドアの設定など市場のニーズにあわせて進化、累計販売台数約3万台のロングセラーとなっている。今回の特別仕様の設定もそうした細やかなニーズへの対応のひとつと言えるだろう。
車両価格は738万円。ボディカラーはオブシディアンブラックとロッククリスタルホワイトの2色が用意される。販売台数は各色125台限定で、計250台のみの販売となる。
なお、この特別仕様にも安心の「メルセデス・ケア」が適用される。
メルセデス・ベンツV260 long 特別装備
●M274型2L直4ガソリンターボエンジン ●グレーペイント18インチ5スポークアルミホイール●
レーダーセーフティパッケージ ●本革シート ●リクライニング機能付3列目ベンチシート ●センターコンソールアンダーボックス