腹ペコなときにオススメしたいインパクト大のドンブリ
ガツン! というようなインパクトのある、甘辛のタレのうま味にびっくり。この春より発売開始となった駒寄PA(下り)の「赤城どりタレカツ丼」(800円)をいただいた最初の印象です。
こちらのグルメは、駒寄PAが考案したオリジナルメニュー。誕生のヒントは、新潟のB級グルメであるタレカツ丼。そのドンブリの食材に、群馬の自慢である赤城鶏を使って生まれました。
味付けの秘訣となるタレは、新潟のタレカツ丼と同じものをベースにひと工夫をプラス。下味で鶏肉をニンニク&生姜に漬け込み、さらに仕上げにもタレを使用。ダブルで味を染み込ませたことで、インパクトのあるうま味ができあがったとか。
しかし、おそるべきは赤城鶏です。そんな強烈なタレに負けない存在感があります。さすがブランド食材ということでしょう。
また、注文ごとに揚げているので、ころもはアツアツ。これも美味しさの加点となります。
インパクト大の具材に、たっぷりキャベツ&さっぱりごはんの相性の良いことといったら、たまりません。ぐいぐいと食が進むことでしょう。また、平日のプロドライバーの利用も多いPAなので、ボリュームはたっぷり。濃い味は、汗をかいて疲れた人にもぴったりです。
ちなみに、もっとさっぱりした方が好きという方には、天ぷらバージョンがおすすめ。「赤城どり舞茸天丼」(780円)は、サクサクの天ぷらで、赤城鶏のおいしさが主役。こちらも甲乙つけがたい魅力があります。
濃厚な美味しさを求めるならタレカツ、さっぱりいくなら天ぷら。2通りの美味しさが駒寄PAには待っているのです。前橋や渋川伊香保に行くときは、ぜひともチェックしてください。
駒寄PAは伊香保温泉や草津温泉の入口にもなる
至 東京 前橋IC → 駒寄PA(下り)→ 渋川伊香保IC 至 新潟
昔ながらのパーキングエリア、というたたずまいの駒寄PA。その存在感は大きくはないが、前橋ICの最寄りもであるし、観光地である伊香保温泉/草津温泉の入口にもなる。スマートICもあるので、観光のアクセスに使えるのも嬉しいところだ。
(文・写真:鈴木ケンイチ)