伝説的なアクション刑事ドラマ「西部警察」に登場するクルマたち、マシンXやスーパーZ、RS-1など、特殊装備やリアルな架装を施されたマシンたちを、短期集中連載で紹介していこう。第6回目「西部警察 マシンアルバム File.06」は、初代・サファリをベースにしたサファリ4WDだ。
(西部警察ファンブック マシンアルバムより)
画像: 写真はルーフ部が前にスライドした状態。ルーフ上の放水銃やカメラを使用する際に電動で開閉する。ボンネットフードにはルーフ部を支えるための支柱が伸びている。

写真はルーフ部が前にスライドした状態。ルーフ上の放水銃やカメラを使用する際に電動で開閉する。ボンネットフードにはルーフ部を支えるための支柱が伸びている。

パート1の第111話『出動命令・特車“サファリ”』で登場したサファリ4WD

1979年10月から1984年10月まで、テレビ朝日系で放映されたポリス・アクション・ドラマの金字塔「西部警察」。初回放映から40年近く経った今でも熱烈なファンを持つドラマだ。その人気の理由のひとつが、劇中に登場した西部警察マシンたちだ。今なお伝説的な存在として語り継がれている。

ここでは、そんなモデルたちを短期集中連載で紹介していこう。第6回目「西部警察 マシンアルバム File.06」は、西部警察のパート1・第111話で登場した特別機動車両・サファリ4WDだ。

マシンXに続く2台目の特別機動車両のサファリ4WD。シリーズ中で大門団長自身が発注した唯一の車両だ。金塊輸送警護の任を受け、日産自動車にスペシャルオーダーした秘密兵器である。
ベースとなったのは初代VRG160系サファリのバン(AD)。元々ハイルーフ仕様ではなく、作る過程でハイルーフ化された。

その最大の武器は、ルーフに格納される高圧放水銃。最大圧力は14kg/cm2と強力で、その破壊力は158kg! 射程距離は100mにも及ぶ。また、フロントにも高圧散水銃を2基備え、水煙により敵を翻弄する。詳しくは、https://www.motormagazine.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=951

画像: こちらはルーフを綴じた状態。フロントには2基の高圧散水銃を装備する。

こちらはルーフを綴じた状態。フロントには2基の高圧散水銃を装備する。

画像: 後席右側ドアは開かないようになっており、テールには放水用の配管が装着されているためサイドマフラー仕様に変更されている。

後席右側ドアは開かないようになっており、テールには放水用の配管が装着されているためサイドマフラー仕様に変更されている。

画像: 後ドア側より臨むオペレーションルーム。ルーフ上の高圧放水銃に繋がるサクションホースが内側を這う。

後ドア側より臨むオペレーションルーム。ルーフ上の高圧放水銃に繋がるサクションホースが内側を這う。

画像: 【スペシャルムービー06】西部警察に登場したサファリ4WD 西部警察FANBOOK~マシンアルバム www.youtube.com

【スペシャルムービー06】西部警察に登場したサファリ4WD 西部警察FANBOOK~マシンアルバム

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■動画撮影&編集:小松信夫

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