2018年12月20日、ジープから グランドチェロキーの限定車「グランドチェロキーSモデル」が限定120台で登場した。このモデルは2019年1月12日、全国のジープ正規販売店で販売が開始される。

日本未導入の「オーバーランド」をベースとしたプレミアムモデル

今回登場した限定車「グランドチェロキーSモデル」は、シリーズ上級モデルのデザイン要素や充実した装備を備えたプレミアムなモデル。Sモデルの「S」は、グランドチェロキーシリーズの上級モデル「Summit(サミット)」、ならびに高性能モデル「SRT8」の頭文字に由来しているという。

フロントフェイシアには、「Summit」の特徴である3分割タイプのロアグリルやアクセント付きのフォグライトベゼルを備えたボディ同色フロントバンパーを採用。さらに、ブランドバッジなど随所に施されたグラナイトクリスタルカラーのエクステリアパーツや「SRT8」と共有デザインとなるブラックルーフレールを装備し、より洗練されたスタイリングを実現している。

「グランドチェロキーSモデル」のベースとなったのは、アメリカ本国で「リミテッド」と「サミット」の中間に位置する「オーバーランド(日本未導入モデル)」で、20インチアルミホイールやナッパレザーとスエードを組み合わせた上質なシート、レザー仕立てのインストルメントパネルおよびレザードアパネル、レザーセンターアームレスト、ブラックウッドを用いたインテリアアクセントなどが特徴となっている。

ボディカラーは「ダイアモンドブラッククリスタルP/C」(限定70台)、「ブライトホワイトC/C」(限定40台)、そして通常はSRT8専用色となる「ヴェルヴェットレッドP/C」(限定10台)の計3色が設定される。

充実した装備としながら、価格はリミテッドのわずか10万円高の620万円となっている。

画像: ルーフレールはSRT8と同様のブラック。グラナイトクリスタルカラーの20インチアルミホイールを装着する。

ルーフレールはSRT8と同様のブラック。グラナイトクリスタルカラーの20インチアルミホイールを装着する。

画像: インストルメントパネルやドアパネル、アームレストなどはレザー仕立てとなるなど、プレミアム感が大幅にアップ。ナッパレザーとスエードを組み合わせたシートも上質感がある。

インストルメントパネルやドアパネル、アームレストなどはレザー仕立てとなるなど、プレミアム感が大幅にアップ。ナッパレザーとスエードを組み合わせたシートも上質感がある。

画像: 限定車「グランドチェロキーSモデル」にはデュアルペインパノラミックサンルーフが特別装備されている。

限定車「グランドチェロキーSモデル」にはデュアルペインパノラミックサンルーフが特別装備されている。

限定車 ジープ グランドチェロキーSモデル 主要諸元

●全長×全幅×全高=4835×1935×1805mm
●ホイールベース=2915mm
●車両重量=2230kg
●エンジン=V6DOHC
●エンジン排気量=3604cc
●最高出力=290ps/6400rpm
●最大トルク=347Nm/4000rpm
●トランスミッション=8速AT
●駆動方式=4WD
●ハンドル位置=右
●車両価格=620万円

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